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ペレス、「オコンはレースの何たるかを理解すべき」

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2017年7月6日 « フェルスタッペンに「元気出せ」とリカルド | クビサに再びテストのチャンス »
© Mark Sutton/Sutton Images
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アゼルバイジャンで同士打ちを演じたフォース・インディアのセルジオ・ペレスは相手のエステバン・オコンについて、"レースとは何かを理解する"必要があるという。

セーフティカーピリオドが明けた瞬間、オコンがチームメイトをパスしようと動き、2人はターン2の出口で接触。2台ともダメージを負った。ペレスはリタイアを強いられ、オコンはそこから巻き返しての6位フィニッシュだった。ペレスはレース後、オコンのせいでチームが勝てるチャンスを失ったと憤慨していた。

「単純な話、エステバンはレースの何たるかを理解すべきだよ」と今週末のオーストリアGPを前にペレスは述べた。「レースっていうのは他のクルマを競り合うことを意味する。相手にぶつけることじゃない。グリッド上の大半のチームメイトが自由なレースを許されていると思うけど、それはもう1台のクルマや他のライバルたちに敬意を払ってするものだ」

「ニコ(ヒュルケンベルグ)との4年間では問題なんて一度も起きなかったし、その中で僕らは自由にレースをしていた。コース上で大きなバトルをすることはあったよ。でも、いつだって好きなようにレースをさせてもらえた。エステバンがレースの意味を正しく理解しさえすれば、問題はないはずだ」

「下位カテゴリーはどうなのか知らないけど、僕にとっては同じだった。ライバルには敬意を払う。相手にぶつかっていくなんてとんでもないことだ。それは自動的に自分のレースをも台無しにしてしまうんだから。何が起きたのかは知らないよ。ただの経験不足じゃないの。彼に何が必要かなんて僕が知るわけない。彼に聞いてよ」

2人はカナダで表彰台の最後の一角を争う位置にいたが、結局はレッドブルのダニエル・リカルドに敗れている。フォース・インディアが明確なチームオーダーをためらったことがその後さまざまな議論を呼んだ。

2014年から2016年にかけてルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが熾烈(しれつ)なチーム内バトルを繰り広げたメルセデスは、チームオーダーの代わりに"交戦規則"なるルールを設けてドライバーたちを従わせている。しかし、フォース・インディアにそうしたものは不要だというのがペレスの考えだ。

「ルールブックなんかより、ただ単にエステバンが理解すればいいだけ。レースをするのは自由だけど、レースの本来の意味を忘れちゃいけないんだってことをね」と彼は説明した。「自由にレースをしていいって言われて、チームメイトを壁にクラッシュさせるのは間違っている。自分が間違いを犯したってことを理解する知性を見せてほしいな。これからは態度を改めてチームの利益のために行動してほしい」

「パスはすでに成功していたんだ――縁石のせいにすることはできないと思う。もう直線に入っていたし、当たったのは直線でのことなんだから。彼はすでに僕の前に出ていたのに、十分なスペースを残しておいてくれなかった。パスはし終わっていたんだから、接触なんてする必要はなかったんだ。そんなことは天才じゃなくたって理解できる」

「僕の今までの経験では、チームメイト間ですごく激しい戦いをしたこともあるけど、不必要にぶつかってくるような相手は1人もいなかった。僕は彼のパスに必要なスペースを十分に与えてあげたのに。彼はきちんと前に出たんだから、2人のレースを台無しにする必要はどこにもなかったはずだ。結局のところ、損をするのはチームだよ」

この件を水に流し、オコンとやっていくことはできるのかと質問するとペレスは答えた。「前を向いて進むしかないじゃないか。できるならこんなことは二度と起きてほしくない。彼にはこの出来事から学んで、自分がチームにどれだけのダメージを与えたのかを自覚してもらいたいものだね」

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