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© Mark Sutton/Sutton Images
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F1がマーケティング企業の『Lagardere Sport and Entertainment(ラガルデール・スポーツ・アンド・エンターテインメント)』と戦略的パートナーシップ契約を結び、中国GPの継続に光明が差した。

中国国内におけるF1の注目度をさらに高め、成長を続ける関心度を十分に活用することを目指す『Liberty Media(リバティ・メディア)』はグランプリのエンターテインメント要素を増やしてF1の視聴者数を増やすための一環としてこの契約を締結した。ラガルデールにはこれまでに中国で行われたアジアサッカー連盟のイベントプロモーションで重要な役割を果たした実績がある。

この契約に前向きだったのはF1商業部門のマネジングディレクターを務めるショーン・ブラッチズで、彼は収益の多いアジアのマーケットがスポーツの将来的拡大においてキーエリアになると確信している。

「われわれとアジアのモータースポーツの間には誇らしく長きにわたる関係がある。われわれはシンガポールから日本の鈴鹿、中国上海のレースプロモーターに至るまで、優れたモーターレースサーキットのオーナーたちと協力してきた」とブラッチズは声明の中で述べた。「地域全体のF1ファンがスポーツの最も情熱的なサポーターであることを示しており、2004年以降、880万人以上の人々が週末にレースを観戦しにきてくれた」

「われわれはそのさらなる拡大に意欲を持っており、ファンをさらにアクションへと近づける無比のライブエンターテインメント体験によって、自分たちのブランドを発展させたいと考えている。中国マーケットにおける知識を持つラガルデール・スポーツとの提携を大変うれしく思う。彼らの知識はわれわれの全パートナーとブランドのために長期的利益を確立することに役立ってくれるだろう」

ラガルデールのアンドリュー・ゲオルギウCEOは次のように述べた。「この新たなパートナーシップを通してわれわれはF1と協力し、中国マーケット内にプレミアムなローカルコンテントを開拓したいと考えている。その方法としてスポーツが地元ファンと深く関わり、中国のスポーツ文化、そして基本構造となることを目指していく。この時期にF1をサポートできるというのは大変エキサイティングだ」

これは2004年から開催されている中国GPにとっては良いタイミングで訪れた朗報だろう。来年のイベントは全21戦の2018年カレンダーで商業権オーナーの承認が必要と注記されているが、リバティ・メディアは予定通りイベントが開催されると考えている。

CEOのチェイス・ケアリーは先月のFIAスポーツ・カンファレンスで次のように発言した。「われわれの予想とゴールはレースの実施だ。彼らとは絆がある。単に契約が今年までだったがための注記であり、新契約に向けて交渉を行っている。締結はまだだ」

「前向きな議論が行われているところで、われわれは継続を予想している。だが、契約にサインがなされていないということは、まだリードタイムが存在するというのがこの世の現実だよ」

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