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F1復帰のチャンスを熱望するクビサ

M.S.
2017年7月3日 « ルノー、地道な見直しで問題の解決に自信 | チーム優先をドライバーに説くフォース・インディア »
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F1復帰のチャンスがあれば飛びつくものの、今のところ確かなプランはないとロバート・クビサが明かした。

F1から遠ざかって7年、クビサはルノーのマーケティングイベントの一環として先月にバレンシアで2012年型のマシンをドライブした。このテストによってクビサがルノーのレースドライバーであるジョリオン・パーマーに代わってフルタイムで復活するのではないかとの推測が沸き起こったものの、チームはその見方を否定している。

2日(日)にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでロータスE20のデモランを実施したクビサは、『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』とのインタビューで自身の未来はまだ決っていないと語った。

「はっきりした次のステップは決っていない。何かあるかもしれないけれど、一つ良かったのは1日だけのテストですごくうまくやれるって分かったことかな。だから、もっとチャンスがあればいなと願っているし、正直に言って良い感触だよ」

「僕自身、予想していなかった。こんなにすぐにいい感じでドライブできるなんてね。それで僕が得たのは自信じゃないんだ。一人のドライバーとして、自分にそのスキルがあるのは分かっていたから。そうじゃなくて、フィジカルな面でそれができて、仕事をやってのけることができて安心した。まだ先は長いと分かっているし、一歩ずつやっていくつもりだけど、チャンスがあればベストを尽くすつもり。ないなら、何か他のことを探すさ」

2011年のF1シーズンが開幕する前に起こったラリー中の事故で右腕が部分的に切断されたクビサのF1キャリアは、そこで閉ざされてしまった。このアクシデントによって手首と前腕の動きに制限が生じ、シングルシーターの世界に戻ることはできなかったのだ。それ以降、世界ラリー選手権の他に数々のサーキットレースに参戦してきたクビサだが、ひたすらF1のチャンスに向って取り組んできたという。

「サーキットからは長い間遠ざかっていたし、ここ1年半は(レギュラーで)ドライブしてはいなかった。いろいろなカテゴリーに単発で参戦し、僕の場所を見つけようと頑張ってきたんだ」

「F1マシンに乗って1周したら、ペースがあるのが分かる。スペシャルな感情だし、それがすごく恋しい。でも、ここ数年の僕の一番の問題は多分、いろいろな良いオファーがあったのに、その一つを待ち続けてきたってこと」

「この展開にはすごく満足しているし、僕はこの時期を楽しんでいる。信じられないかもしれないけれど、僕は厳しい日々を過ごす中でそれを楽しまなければならなかったし、4カ月か5カ月前にはこんなポジションにいるなんて信じられなかった。僕にとっては素晴らしいことさ」

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