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ポールはディクソン、4番手琢磨の隣に5番手アロンソ

Associated Press / M.S.
2017年5月22日 « ボーデ、術後は良好もシーズン欠場へ | もっとポールに近づけたはずとアロンソ »

大きな賭けに出たチップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンがインディ500のポールポジションを勝ち取った。日本の佐藤琢磨は4番手、モナコGPを欠場して同レースに挑むマクラーレンのフェルナンド・アロンソが5番手につけている。

エンジニアのクリス・シモンズがマシンの予選トリムに手を入れた後、この変更があまりに大胆かもしれないと疑いながらも、ディクソンは自身がインディアナポリスで見てきた中でも最高速を記録している。

ディクソンは4周の平均速度を時速232.164マイル(約時速373.6km)とし、この21年間で最高の走りによって3度目のインディ500ポールポジションを手に入れた。ディクソンと共にフロントローに並ぶエド・カーペンターは平均時速231.664マイル(約時速372.8km)、アレキサンダー・ロッシは同231.487マイル(約時速372.5km)をそれぞれマークしている。

ディクソン自身さえ、この結果を信じられないようだ。

「真面目な話、どこからこんな記録が出たのか分からないんだ」と言うディクソンは「速い。本当に速い。ダッシュに何かおかしいところがあったのかと思ったくらい。"232? ワオ!"って感じだよ。最初のすごいラップが打ち倒し難いのは分かっていた。クリスに心から感謝している」と続けた。

ディクソンの4人前には、インディカールーキーのアロンソが2002年にエリオ・カストロネベスがポールに輝いたとき以来の最高平均速度を叩き出している。

ディクソンが1周目に記録した時速232.595マイル(約時速374.3km)と最終的な平均速度は、1996年にアリー・ルイエンダイクがマークした予選およびシングルラップレコード以来で最速だった。ルイエンダイクの平均速度は時速236.986マイル(約時速381.4km)、ベストラップは時速237.498マイル(約時速382.2km)となっている。

1周ごとに大きな歓声を上げた観客たちは、ディクソンが10マイルの走行を終えて帰ってきたときには9台によるポール争いが決したことを分かっていた。

ライバルの一人だったカーペンターは「昨日いくつかの数字を見たときに驚いたし、彼が232マイルを出したときには、正直言ってプレッシャーが少し消えてしまったほど。僕らはフロントローを目指していて、自分たちが持てるものを全てまとめようと望んでいたし、それはできたと思う」と振り返っている。

琢磨もカーペンターもディクソンのタイムを破ることはできず、カーペンターが予選2番手、琢磨が4番手につけた。

琢磨の隣に並ぶのは5番手のアロンソだ。しばしの間は1983年以降で初めて先頭からインディ500をスタートするルーキーになるかと思われたアロンソだったが、2回後のアタックでロッシが、さらに2回後のアタックでディクソンがアロンソの記録を塗り替えた。

インディ500を2度制している元F1ドライバーのファン-パブロ・モントーヤは18番手で予選を終えている。

28日(日)に開催されるレースに向け、7人の勝利経験者と3人のルーキーが33台から成るスターティンググリッドを構成する。

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