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ブラウンの傘下に3人のエキスパートが加わる

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© Mark Sutton/Sutton Images
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ロス・ブラウンが率いるF1のモータースポーツ部門を強化するために新オーナーが3人の人物が任命された。目的は"スポーツの将来的レギュレーションの方向性と影響を徹底的にリサーチする"ためだ。

1月に買収を完了した『Liberty Media(リバティ・メディア)』は、チェイス・ケアリーをスポーツの新CEOに就任させた。全てを自分で管理したがった前任者のバーニー・エクレストンと違い、ケアリーは2人のマネジングディレクターを指名している。ブラウン(モータースポーツ部門)とショーン・ブラッチズ(商業部門)だ。

監督者としてベネトン、フェラーリと自身のチームでタイトル獲得という成功を収め、今度はマネジメント側としてスポーツに復帰したブラウンは以前、F1はあまりにも反射的にルールを変え過ぎだと苦言を呈している。彼の新チームはスポーツにとってより良い長期的な戦略を立てることを目指して結成された。

2人の元エンジニアがブラウンのチームに加わった。ウィリアムズで空力責任者を務めていたジェイソン・サマービルが同じ役職でF1のマネジメント入りした。また以前ブリティッシュ・アメリカン・レーシング(B・A・R)、Honda Racing F1、ブラウンGPとウィリアムズでチームリーダーを務めていたクレイグ・ウィルソンが車両パフォーマンス責任者として参加する。

さらに、メルセデスでチーフ戦略オフィサーを務め、B・A・R、Honda Racing F1とブラウンGPで財政管理を担当していたナイジェル・カーが8月1日(火)からモータースポーツ部門のファイナンスディレクターに就任することとなった。彼はスポーツの"財務戦略"における責任者となる。近年のF1においてコスト管理は大きな問題となっており、今後のルール変更に際してカーが財政管理の手腕を試されることは間違いない。

カーはブラウンGPによるHonda Racing F1の買収に重要な役割を果たした人物だ。これによってチームは2009年にブラウンの指揮の下、おとぎ話のようなチャンピオンシップ優勝劇を繰り広げ、翌年にメルセデスへと売却された。

ブラウンのチームは"FIAフォーミュラ・ワン技術部門、そしてチームたちと連携して研究の成果を共有し、エンターテインメントの向上とスポーツとしてのF1の持続性改善を視野に取り組んでいく"という。

今回の人事についてブラウンは次のようにコメントした。「長年にわたり、F1でエキスパートとして名声を確立した3人の大変経験豊富な人物を迎えることができてとてもうれしい。われわれはF1のマネジメントとスポーツの多様な投資家とのつながりを一層強化できるチームを築こうとしており、関係団体が全て参加する形でレギュレーションを施行したいと考えている」

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