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  • レディオ・ガガ - バーレーンGP

「こんなひどいパワーでレースをしたのは人生初だ」

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2017年4月19日
© Goria/Sutton
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バーレーンGPの無線から『ESPN』が選んだベストコメント集。

「どうやったら彼らが僕をオーバーテイクできるのさ? ストレートの始まりでは300m後ろにいたのに。こんなひどいパワーでレースをしたことは一度もない――人生初だよ。(ピー)最初は300mも後方にいたんだ」
「フェルナンド、プランBを考えているんだが、タイヤはどうだ?」
「何でもいいよ、好きにしろよ、もう」

人生初と来た! これは痛い…。フェルナンド・アロンソがまたもパワーユニットに辛辣(しんらつ)な言葉を投げつけた。

「エンジン。エンジントラブル。ピットに戻る」

残り2周になってともしびは消えた。バトルに敗れたアロンソ、あえなくリタイア。

「ブレーキが壊れた。あぁ゛ーー!」

エンジントラブル以上に悲惨なもの、それはブレーキトラブルだ。ブレーキ・バイ・ワイヤが利かなくなり、バリアまで恐怖の数秒を経験したマックス・フェルスタッペン。

© Ilman/Sutton Images
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「ウェーレインは一体何をしているのか分からない」
「ウェーレインのしていることはきっとウェーレインにも分からないと思うから、気にしなくていい」

予選で旧チームメイトの後ろに引っかかり、ぼやくエステバン・オコン。フォース・インディアが2017年にパスカル・ウェーレインではなくオコンを選んだ理由がエンジニアのコメントから垣間見えるような気がする…。

「だからルイスをパスさせてくれ」
「もう1回言ってくれる? たった今、彼とのギャップを広げたばかりなんだけど」

「OKルイス、バルテリに近づいていい。彼には伝えた」

ドライバーにとって最も忌まわしいもの。それはチームメイトを先に行かせろという指示だろう。ポール・ポジションを獲得した翌日にバルテリ・ボッタスはメルセデスから決して聞きたくなかったであろう命令を出されてしまった。

「ルイスを抑えないでくれ。彼は1周2秒速いタイムで勝利を狙っている。どうかルイスを先に行かせてくれ」

さらにダメ押しの2回目まで! これにはボッタスも渋々従い、ハミルトンに道を譲った。結果的に2位の座を明け渡している。

「ターン4で何があったのか調べて。スピードがない。何かおかしい」
「問題は分かったよ、キミ。対処法が分かったら知らせる」
「早くしてくれないかな。すごく気に障る。(不明瞭)は通常の位置?」
「そうだ。だが、問題はそこではない。ドライバー・デフォルトA5で問題は解決するはずだ」
「ストレートでラップタイムに何か(不明瞭)。直ってないんだけど」
「把握した、キミ。把握した。今調べている」

7番のマシンにとってはまたもいら立ちの募るレースだった。

「P1だ、セバスチャン。P1! 何というレースだ。君が最速だよ! 最速だった!」
「Woohoo! イエス、みんなやったよ! イエス、イエス、イエス、イエス、イエス、これだよ、これこれ!」

こちらは見事な仕事をやり遂げ、互いをたたえ合うフェラーリとセバスチャン・ベッテル。

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