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サスペンション問題の火種は摘んだと考えるFIA

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2017年3月23日 « 「フェルスタッペンルール」が廃止された理由 | ウィリアムズは間違いなくタイトルを取れるとロウ »
© Mark Sutton/Sutton Images
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一部のF1チームに設計変更を命じたことで、オーストラリアGPでサスペンションシステムをめぐる論争が巻き起こる恐れはないとFIAは確信している。

今年初めにフェラーリが"トリック"サスペンションシステムについての明確化を求める書簡をFIAに送ったことがきっかけで問題が浮上し、彼らはそれが空力パフォーマンスを違法に補助する可能性があると感じていた。書簡は単純に自分たちも同様のシステムを導入することは可能かどうかを尋ねる内容だったが、狙いはそれを生み出したメルセデスと、同様のシステムを使用するレッドブルの合法性を問うことだった。

これを受けてFIAはチーム側に対し、人為的に空力を補助する目的で設計されたものではないことを証明するよう通告した。判断の基準となっているのは可動空力デバイスの使用を禁止するレギュレーション第3条15項だ。サスペンションに対する正式な抗議も予想された週末の開幕戦を前に、FIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングが問題の線引きについて概要を述べた。

「単純な話、われわれは油圧式のサスペンションシステムには気づいていたものの、それらがサスペンション以外の別の目的のために使われていることが明らかになったわけだ」と彼は述べた。「つまり、付帯的な方法以外でマシンの空力パフォーマンスに影響するサスペンションシステムがあるとすれば、それは認められていないものなので、不適格ということになる」

「われわれが知りたかったのはサスペンションが本当にサスペンションなのか、マシンの空力パフォーマンスに影響を与える主要な役割を果たしているものなのかということだった。そこが今年になってからわれわれが力を入れている変化だよ」

ホワイティングはまた、FIAが2週間のバルセロナテストを利用してマシンのチェックを開始していたことを認め、それによって開幕戦では問題が解消されたことを期待しているという。

「これまでのところ問題なしだ」と完了したチェックについて彼は述べた。「マーチン(ブコウスキー)とジョー(バウアー)がバルセロナで全システムを調べてくれており、ここまで(オーストラリアで)調査したものもわれわれの期待通りだった。何の問題もないはずだ」

冬の間に持ち上がったもう一つの問題は、オイルを燃料として燃やしているチームがいるのではという疑惑だ。メルセデスが予選パフォーマンス向上のためにそうしていると疑うレッドブルが明確化を求めている。ホワイティングはこの点もまたFIAが目を光らせているエリアだと打ち明けた。

「しっかりと監視している。バルセロナでもさまざまな調査を行った。ここでは全てのオイルシステムを調べることになっており、ランダムにオイル消費をチェックして燃料として使われていないことを確認するつもりだ」

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