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エクレストン、「私はF1の歴史から消されようとしている」

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2017年3月19日 « グロージャン、大きなスタートより着実な進歩を重視 | 今後もレースに関わりたいとロズベルグ »
© Gasperotti/Sutton
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F1の新オーナーである『Liberty Media(リバティ・メディア)』は自分の名前をスポーツの歴史から消そうとしているとバーニー・エクレストンが述べた。

1月にリバティの買収が完了し、40年以上にわたってスポーツの実権を握ってきたエクレストンには名誉会長という役割が与えられた。彼の握っていた権力はいくつかの部門に分割され、競技規則に関してはロス・ブラウンが、商業面に関してはショーン・ブラッチズが責任者となり、2人とも新CEOのチェイス・ケアリーに仕える身となった。

本当はもう1年CEOの座を務めたかったと本音をこぼしたエクレストンは、これからのスポーツの方向性を決めようとする新オーナーたちがまるで、自分の影響を限りなく最小限にとどめようとしているかのようだと感じている。

「私は何一つさせてもらえない」とエクレストンは『Mail on Sunday(メール・オン・サンデー)』に語った。「スタッフにまで、私とは話すなと指示が出ているんだ」

「彼らはバーニー時代を捨てたいのだろうね。"バーニーの歴史を消してしまおう"と思っているのだろう。彼らは何度も"彼は素晴らしい仕事をしたが、われわれは進まなければならない"と同じことを言い続けている。それで私が喜ぶと思っているのだろうが、それは間違いだよ。まあ、彼らの考えは正しいのかもしれないけれどね」

過去に行ってきた自分の運営に自信を持っているエクレストンは、全ての面でミシュランの5つ星レストランを目指してきたのだと語った。

「私はね、他の人々とは違う見方を持っているんだ。人というのは予約の取れないレストランほど行きたがるものだ。だから私はパドックパスの発行などを厳格に管理した。だがリバティの哲学はもっとオープンなものだ。彼らの文化はアメリカのものだからね。アメリカのレースでは誰もが自由にパドックやピットに出入りし、ドライバーと会話し、マシンに乗ることができる」

「一方、F1はこれまでミシュラン5つ星レストランのようにやってきた。ハンバーガーショップではない。だが、もしかしたらこれからはキュイジーヌがもっと身近なものになるかもしれないし、かえって味も良くなるかもしれない」

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