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ハミルトンとの友情を再び深めたいとロズベルグ

M.S.
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メルセデスのニコ・ロズベルグはF1のチームメイト同士ではなくなった今、ルイス・ハミルトンとの友情を建て直していくと語った。

ロズベルグとハミルトンの友情はすなわちフォーミュラAカート選手権でチームMBMのチームメイトだったときからのライバル関係の歴史でもある。2人は共にヨーロッパを転戦する中で、ピザの早食いなどで仲良く競い合ってきたことはよく知られている。

2人の道が別れたのは2002年、ハミルトンがフォーミュラ・ルノーへ、ロズベルグがフォーミュラBMWへ進んだときだった。その後、ロズベルグはハミルトンより1年早くジュニアシリーズを卒業し、2006年にウィリアムズの一員としてF1にたどり着いた。翌2007年にハミルトンがマクラーレンでF1デビューを飾っている。

両者は2013年にメルセデスで再びコンビを組んだ。2014年に同チームがライバルたちを圧倒する力を発揮しだすと、ドライバーたちの関係は急速に緊張をはらんだものになっていく。お互いに敬意を払っていると常に主張してきたメルセデスコンビだったが、激しいライバル関係と王座を求める情熱が友情を上回ったのは明らかだった。

ハミルトンは2014年と2015年にタイトルを獲得。しかし、2016年にはロズベルグが選手権を制覇し、アブダビでのスリリングな最終決戦からわずか5日後に引退を発表した。それ以降、2人はいくつかのイベントに同席しており、今もモナコにある同じアパートメントに住んでいる。とは言え、ロズベルグは親密な友情を復活させるにはしばらく時間がかかるだろうと考えている。

ローレウス・スポーツ・アワードの授賞式で、ロズベルグは「僕らの道を見つけるには、それよりもう少し時間がかかると思うな。競争は完全に、そして突然に終わったから、もう何度かリラックスしたときを一緒に過ごしてはいるよ」と述べた。

「どうなるか分からないけれど、この先、彼ともう一度もっと良い関係を築くことに対して、僕はオープンだよ。結局のところ、15年前は親友だったんだから」

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現役引退という決断について、ロズベルグはF1へ情熱は常に、自身がベストであることを証明したいという欲求とつながっていたと振り返った。

「僕は自分のレースに対してものすごく情熱を持っていた。F1で11年戦った末にワールドチャンピオンになったのは、その情熱のなせるわざ。そういうことがこんな風に僕の頭をよぎったことは決してなかったし、何であれやめる理由になんてならなかった。だって、このスポーツはまさにチャレンジなんだから。僕はそのためにレースしていたんだ」

「難しい状況で戦うことでさえ、その挑戦を乗り越えたときには信じがたいくらいの喜びになる。それがこのスポーツ。僕らはサーキット上の戦士なんだ。僕の情熱はこういう挑戦にも結びついていて、そこでベストになろうと努力してきた。他の全員を倒して、世界で1番になろうって。それが僕の情熱だった」

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