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伝統の地は守らねばならないとケアリー

M.S.
2017年1月24日 « 今後もエクレストンの関与を望むケアリー | ニースにビアンキの名を冠した通りが誕生 »
© Gasperotti/Sutton
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F1新CEOのチェイス・ケアリーはイギリスGPをはじめとするヨーロッパの伝統的なレースを守る重要性を強調した。

今年のカレンダーからドイツGPが脱落し、2019年から先のイギリスGPの将来にも不安が持たれている中、レースプロモーターらがグランプリから利益を上げることの難しさが浮き彫りになっている。現在の契約ではレース開催費が年々一定の割合で増加していく一方、バーレーンやアブダビ、アゼルバイジャンといった比較的新しい開催地はヨーロッパのサーキットが悪戦苦闘している巨額のレース開催費をいとうことなく支払ってきた。

これらの契約は前CEOのバーニー・エクレストンが締結してきたものだが、後任のケアリーは歴史的なレースがカレンダーから脱落するのを防ぐため、開催地との再交渉に前向きであると認めている。

「イギリスGPは続くだろう」とケアリーは『BBC Sport(BBCスポーツ)』に語っている。

「このスポーツを基盤は西ヨーロッパだ。われわれはそこを成長させたいと思っている。交渉の力学が存在している。しかし、われわれはプロモーターらと健やかな関係性を持ちたいと思っている。より優れた、より大きなイベントにする方法を模索していく」

新しい開催地にとっての魅力の一部は、F1の最も心揺さぶる舞台と同じカレンダーに連なることにあるとケアリーは考えている。

「新しいサーキットの多くは実にエキサイティングで、独自の要素をF1にもたらしている。彼らはモナコやシルバーストーン、ホッケンハイム、ニュルブルクリンクを擁するショーの一部であることを望んだからこそ、ここにいるのだ」

「F1の価値を保つには、こういった伝統を維持する必要がある」

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