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ヨスとの会話はマックスを思っての私的なものとウォルフ

M.S.
2016年11月13日 « アロンソ、ウォルフは「自分の仕事」をしているだけ | フェラーリの意向を支持するベッテル »
© Mark Sutton/Sutton Images
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メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のクリスチャン・トト・ウォルフは、議論を呼んだヨス・フェルスタッペンとの電話はレースファンによるプライベートな会話であり、ヨスの息子であるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)への助言や警告を意図したものではないと述べた。

ブラジルGP前にヨスに電話したウォルフは、今季の残るレースでフェルスタッペンが予期せずにルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグ(共にメルセデス)のタイトル争いを妨げてしまう可能性について話をした。しかし、この電話は決して公になることを想定したものではなく、会話内容が文脈から切り離されて報じられたとウォルフは語っている。

「この件は本当に釣り合いを失っている。ルイスとニコが気にかけているとさえ思わないし、彼らも彼(フェルスタッペン)が以前とは違うやり方でレースするとは思っていない。ゆえに彼らは(互いに)アプローチを変えないだろう。同じく、マックスへのアドバイスを意図したものでもなく、ただ2人のレースファンによるプライベートな会話が公衆の面前に引きずり出されただけだ」

「私にとっては完全に取るに足らない話だ。ヨスとは過去にドライビングや若手ドライバー、そして彼の娘さんやカートなど、あらゆることを含む多くの話題について交わしてきたのと同じく、本当に楽しく会話した。私の家に彼を招いて夕食を取ったこともある! なんて意味のないことだろう」

フェルスタッペンがメルセデスドライバーの周囲から一歩引くべきだと思うか尋ねられたウォルフは、次のように答えた。

「以前にも言ったことだが、彼は見事なスキルを備えた素晴らしいドライバーだし、ワクワクさせる人物だと思っている。彼はのびのびとしているのと同時に、合理的でもある。レッドブルチームの外側にいる私も彼の大ファンだし、F1に願ってもいない人物だ。F1についてたくさんのポジティブなことが報じられたと思うし、彼のアプローチはF1にとって重要であり、それを変えてほしいなどと決して思っていない」

「彼が道を開けるべきだとか、レースのやり方を変えるべきだとは言っていない。ヨスと話したのは2つのことだ。私が何よりも感じているのは、マックスにとっては残念なことに、彼のドライビングについて一部のメディアに負のスパイラルがあるということ。私の目には不当に見えるし、どうにかしてカウンターステアを当てる必要があると感じると話した」

「私はマックスとヨスへのシンパシーからそうしたのであって、他の何ものでもない。彼(ヨス)がレースに来ているのは重要な要素だと思うし、フェルスタッペンファミリーにとってそれが20年の間のセットアップだ。ヨスが来ていることがマックスにとって重要なのはそれが理由だと私は思う。これは個人的な意見であって、メルセデスの一員としてのものではなく、彼とはただ個人的な会話を定期的に持つだろう。そして、彼もそれを認めている」

「2つ目には、シーズンが終わるまでに2レースがあって、仮にアクシデントが起こればメディアの悪循環に避けることができたはずの拍車をかけてしまうという点。単にマックスにとっては他の2人ほど重要ではないことを考慮するということであり、われわれは誰が勝っても勝者はメルセデスドライバーだという実に幸運な立場にあるので、マックスへのシンパシーから来ている話だ」

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