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ベッテルの暴言は戒告ものだとホーナー

M.S.
2016年11月1日 « ラウダ、フェルスタッペンの走りを非難 | グラベルトラップがペナルティ論争の解消に? »
© Andre/Sutton
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レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーはメキシコGP終盤にFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングにあてて"うせろ"と言ったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に戒告処分が下されなければ驚きだと語った。

ベッテルが要請するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)へのペナルティを手配しているところだったホワイティングにあてて、怒りにかられたベッテルはチームラジオで暴言を繰り返した。ベッテルが腹を立てていたのは、フェルスタッペンがターン1でコースオフして3番手を守りながらも、ポジションを明け渡そうとしなかったからだ。

ベッテル、無線で暴言を連発

  • レース終盤にベッテルがチームと交わした無線メッセージ。

「もちろん一時的な勢いでドライバーが感情的になることはある。他のスポーツで、たとえばサッカー選手にマイクをつけていればコース上で起こっていることよりもかなりすごいことになっているだろう。しかし、どのスポーツであれ本質的に審判に暴言を吐いてはいけない。ゆえに、もしあの件に戒告が下されないのなら驚きだ」

3位でフィニッシュラインを通過したフェルスタッペンに5秒のタイムペナルティが科された結果、代わって3位表彰台に上ったベッテルだったが、そのベッテルにもダニエル・リカルド(レッドブル)とのバトル中の動きに対して10秒のタイムペナルティが発令された。

ベッテルは2009年から20014年までレッドブルに在籍し、その期間に4度のドライバーズチャンピオンシップを勝ち取っている。ホーナーによれば、レッドブル時代のベッテルにそういった発言はなかったという。

「彼が私たちの元でドライブしていたときの態度ではない。明らかに彼のフラストレーションが言語化されているのであり、誰もがそれを聞きとることができる」とホーナーは言う。

2016年には荒々しい発言の目立つベッテル。よくあるのが青旗に従わないバックマーカーに対するものだが、ロシアGPでダニール・クビアト(当時レッドブル)にぶつけられたときにも激しい怒りを言葉で示していた。

メキシコGPの週末には、金曜フリー走行中にベッテルから"ばか"呼ばわりされたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が、"かなりフラストレーションがたまる日々"を送っているベッテルを許すとコメント。すべてのセッションが終わった後、グリッド最年少ドライバーのフェルスタッペンがベッテルは学校で言葉遣いをやり直すべきと話している。

また、チームの育成プログラムの一員だった頃からベッテルを導いてきたレッドブルのヘルムート・マルコは"4度のワールドチャンピオンらしからぬ"暴言だと述べていた。

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