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エンジンだけが原因ではないとマクラーレン・ホンダ

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2016年10月8日 « 鈴鹿でのペース復調を喜ぶベッテル | メルセデスの低速走行を非難するハースF1 »
© Martini/Sutton
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日本GPの予選でマクラーレン・ホンダが競争力を発揮できなかったのは、パワーユニットだけが理由ではないと幹部のエリック・ブーリエと長谷川祐介氏が認めている。

週末に向けて意気込んでいたチームだったが、Hondaのホームレースである鈴鹿で予選15番手と17番手に終わった。1週間前のマレーシアではジェンソン・バトンが予選9番手に入り、フェルナンド・アロンソは45グリッド降格のペナルティを受けながらも7位でフィニッシュしている。

これまでマクラーレンはシャシーに関してはグリッド上でトップクラスに入ると豪語していたが、日本では1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを使うトロ・ロッソの2台に大差をつけられてしまった。レーシングディレクターのブーリエは予選の敗因が単純なパワー不足だけでないことを認め、シャシーのパフォーマンス不足も関係していると述べた。

「われわれ(マクラーレンとHonda)はどちらもできる限りのことをしている」と彼はいう。「もちろん、Hondaの参戦は少し遅かったので、彼らは周りに追いつこうとしている最中だ。われわれマクラーレン側でも、昨年一度マシンの哲学をリセットしたので、同様に追い上げているところだ」

「一部、われわれの苦手とするコーナーがある場所ではマシンの挙動が条件付けられてしまう傾向がある。反対に、別のタイプのコーナーではわれわれがベストな場所もあるんだ。これはGPSではっきり比較できる。このコースはわれわれのシャシーには向いておらず、エンジンサイドでもメルセデスのパフォーマンスレベルにはかなわない。その両方が合わさって困難な週末になっているというわけだ」

「同じ理由によって、他のコースレイアウトでは驚くほど良いこともある。PUの力を引き出し、得意な分野でマシンの良い挙動を生かすことができる。そうした一部のコンディションでなら、ベストのシャシーと言ってもおかしくはない」

マクラーレンがメルセデスのパワーユニットを搭載していたらどうなっていたかとの問いに、ブーリエはこう答えた。「この週末でグリッドのトップに立つのは無理だったと思うが、ずっと良い位置にいたのは間違いないだろう」

HondaF1プロジェクト責任者の長谷川氏は次のように述べた。「(鈴鹿は)とてもタフですし、パワーユニット、ダウンフォース、ドライバーたちも含めて、全ての面でチャレンジです。もちろん、もっとパワーは必要ですし、ドライバーパフォーマンスを除いて(全てのエリアで)大幅な改善が可能でしょう」

「うまい酒なら用意してあるので安心してください!」とのジョークも飛び出した。

アップデートされたエンジンを日本で使えるよう、アロンソはマレーシアで45グリッドのペナルティを受けている。

「もちろん、この結果は非常に残念ですし、われわれはもっと上を目指しています」と長谷川氏は述べた。「このサーキットはマシン特性に合っていないので、とても不運でした。ですが、マレーシアで大きなペナルティを受けたのは、もちろんこのイベントのためです」

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