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黄旗ルールを強化、明確化したFIA

Jim
2016年10月1日 « アロンソの降格は45グリッドに | ザナルディがレース活動を再開 »
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FIAはフリー走行と予選における黄旗ルールの明確化に乗り出し、ドライバーはダブルイエローフラッグに直面した際はクイックラップを断念しなければならなくなる。

先のハンガリーGP予選でダブルイエローフラッグが掲示されているにもかかわらず、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)がポールタイムをたたき出したことを受けて物議をかもしていた。それを踏まえてFIAはダブルイエローフラッグではなく赤旗を振ることで対応するとしたものの、シンガポールGP予選Q2でハースF1のロマン・グロージャンがスピンを喫した際にはダブルイエローフラッグが掲示されている。ロズベルグのケースと異なり、マリーナ・ベイのストリートサーキットでベストタイムを刻んだセルジオ・ペレス(フォース・インディア)は減速の証明ができたにもかかわらず、ペナルティを科せられた。

今週末のマレーシアGPで許容されることの明確化を求められたFIAはグランプリの注意書に下記のルールを追記している。

「ダブルイエローフラッグ:2カ所で黄旗が振られている区間を通過するドライバーは必ず大幅に減速し、方向転換あるいは停車に備えなければならない。いかなるドライバーもこの要求に対応したことを証明し、スチュワードを納得させるためにはアタックラップを走ろうとする意図がなかったことを明確にしなければならず、事実上、ドライバーは当該ラップを断念する必要がある(次の周回には解除されるかのうせいがあるため、必ずしもピットインを強いるものではない)」

また、ペレスはシンガポールでジェンソン・バトンがトラブルの起きたマクラーレンマシンを止めている場所にも遭遇し、ここでは黄旗が振られるのみだったが、エステバン・グティエレス(ハースF1)をオーバーテイクした結果、処分を受けている。FIAはシングルの黄旗に関しても規約を明確化しており、他車が明らかにダメージを負っている場合に限り追い抜きが認められるとした。

「シングルイエローフラッグ:ドライバーは必ず減速し、方向転換に備えなければならない。ドライバーは減速していることを明確にする必要があり、それを明白にするためには早めにブレーキをかけるか、当該区間で大幅な減速を行わなければならない。事故による明らかなダメージやタイヤから空気が抜けているなど、他車が明白かつ完全に問題を抱えていることが判明している場合を除き、黄旗が振られている当該区間ではいかなるマシンもオーバーテイクしてはならない」

このルールはマレーシアGP予選から適用される。

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