News

  • ヘイキ・コバライネン

マクラーレン時代を振り返るコバライネン

Me
2016年8月7日 « 「タフな」後半戦を予想するサインツ | シンガポールにチャンスを見いだすフェルスタッペン »
2008年ハンガリーGPで初優勝を飾ったコバライネン © Sutton Images
拡大

2009年にマクラーレンでルイス・ハミルトンのチームメイトを務めた元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンは、その間に一時期自信を失っていたと打ち明けた。

マクラーレンの公式サイトに手記を寄せた2008年ハンガリーGPのウイナーは、ウォーキングのチームで過ごした時間について率直な思いを語り、苦しいシーズンの中で気持ちに影響を受けたと認めている。

「チームとして彼らは僕を助け、道を示してくれた」とコバライネンは回想する。「僕はドライバーとして成長していたけど、2009年の後半は少し自信を失っていたと思う」

「素晴らしいチャンスを与えられて、すごくうまくスタートしたと思ったんだ。でも、モータースポーツと人生ではしばしば起こることだけど、小さなものが流れや結果を変えてしまうことがある」

2009年は大幅なレギュレーション改革が実施された年で、マクラーレンは適応に苦戦。勝利は2回だけで、いずれもハミルトンの功績だ。ハミルトンの49ポイントに対し、コバライネンは22ポイントの獲得に終わっている。

「僕はルイスほどクルマの力を引き出せなかった。すごく重要な時期だったし、どうしても結果を残す必要があったんだ」

「あれ以上を引き出すには、精神的に少し弱かったんだと思う。また、ルイスの方が(新しいマシンの)パーツを僕より先に与えられるから、それにも多少影響を受けたかもしれない。彼の方が僕より少しだけいいサービスを受けていた時、とでも言っておこうかな」

「自分はナンバー2なんだと感じていたけど、そんなのは無視して仕事に取り組むべきだったんだ。僕は以前ほどいいドライビングができなくなっていた」

コバライネンはまた、当時のチーム代表だったマーティン・ウィットマーシュから、早い段階で彼のシートは安泰ではなく、フェラーリのキミ・ライコネンや後のワールドチャンピオンとなるジェンソン・バトンの獲得に動いていることを知らされていたという。

「マーティン・ウィットマーシュはいつも最新情報をくれた。以前から、他のドライバーを探すとはいわれていたんだ。キミ(ライコネン)もそうだし、ジェンソン・バトンのことも狙っていた。でも、その2人の獲得は可能じゃないかもしれない。そうしたら僕は3番目の選択肢だってマーティンに言われた」

「僕がアメリカにいた感謝祭の日だったよ。マーティンから連絡が来て、"ジェンソンと契約した"と言われた。僕のリザルトは良くなかったし、何となく予想はしていたよ」

「でも、マクラーレンにはいい思い出があるし、僕が今まで働いた中で一番のチームだった。本当に偉大でパワフルなチームだ。最近の彼らの苦戦を見ると、悲しい気持ちになる。本来の彼らの強さを取り戻してくれることを願っているよ」

© ESPN Sports Media Ltd.