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FOTAに手厳しいエクレストン

Kay Tanaka
2010年7月9日 « レッドブルに乗ればシューマッハは勝てる? | ウィリアムズ卿、チーム代表から退く »
FOTAには欠陥があると指摘するエクレストン © Getty Images
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F1チームの連合体であるFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)に対し、バーニー・エクレストンは手厳しい。F1にFOTAの居場所はなく、チームがともに働くという考え自体基本的に欠陥があると指摘しているのだ。

FOTAは2008年に結成された団体で、F1においてチーム勢が意見をまとめて発言するために設立された。昨年にはF1を統括するFIA(国際自動車連盟)と商業権を保有するFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)との間で話し合いがまとまらず。FOTA主催の分裂シリーズが立ち上がる寸前までいったのだが、最終的にはさまざまな契約をまとめたコンコルド協定に3者がサインしてF1分裂の危機が回避された。

それでもFOTAとFOMの間には新たなバトルがぼっ発している。FOTA側はシルバーストーンのパドックに運び込まれたトランスポーター(トラック)からスポンサーロゴを外すよう求めたが、エクレストンはFOTAが調和を保つことが難しくなると発言している。

「チームはサーキット上でお互いライバルとして戦っているのだから、それ(FOTA)は決して機能しないだろう」と『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に語るエクレストン。「チーム勢がルールについて討議する際、どのチームも利益を得ようとするものだ。彼らはF1が分裂することを願っていたが、今では(FOM)から資金を得ることが重要であることを理解している。FOTAが入り込む余地はない・・・」とも述べた。

おなじインタビューの中でエクレストンは、2011年には13番目のチームとしての立ち位置をめぐってたくさんの団体がエントリーしているものの、1チームが減ることを示唆。

「F1に入りたいと願うチームのリストが長くなっているわけだから、嬉しいよ。ただ、彼らにその能力やリソースがあるかとなると別の話だ」とコメントした。

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