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ロッシ、「インディ500優勝で力を証明した」

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2016年6月3日 « バクー市街地サーキットのオンボード映像 | バトン移籍のうわさに動じないマッサ »
© Hardwick/Sutton Images
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F1では何度か機会を逸したが、アレキサンダー・ロッシはインディ500に優勝したことで自分の実力を証明できたと感じている。だが、インディカーシリーズチャンピオンも狙えるようになった今は、F1のことで思い悩むつもりはないという。

2015年後半にマノーで5レースに出場したロッシは、今もチームのリザーブドライバーという肩書を持っている。彼は歴史あるインディアナポリスでオーバルレースわずか2戦目にして驚異の優勝を果たした。2016年にマノーはレースドライバーとして資金力を持つリオ・ハリアントを選び、新チームのハースF1にも指名されなかったため、ロッシは母国でアンドレッティ・オートスポーツと契約した。

インディ優勝によって、F1のパドックに実力を証明できたのではないかと『ESPN』が尋ねると、ロッシはこう語った。「うん、まさにその通りだ。これはレーシングドライバーなら誰でも勝ちたいと思う大きなレースの1つだ。最大とは言わないまでもね」

「500マイルで戦っただけじゃなく、100回目のレースに出て、勝てるなんてすごく特別だし、こんな経験は本当に初めてだよ。これを超えるものを見つけろと言われても困ってしまうから、僕個人にとってすごく大きな出来事だった」

「僕はいつでも自分の正しさを証明したいと思っていた。自分に非のないところで失われた機会は何度もあったよ。今はただ戦いを続けて、クルマに乗るたびに最高の仕事がしたい」

© Hardwick/Sutton Images
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ロッシがアメリカ人であること、加えてフィーダーシリーズのGP2やマルシャやケータハムでの経験を持っていることから、彼はハースF1チームのドライバー候補に最適だと考えられていた。当初、チームオーナーのジーン・ハースは経験豊かなドライバーの隣にアメリカ人を起用することに意欲を見せていたものの、最終的にロマン・グロージャンのパートナーとして選ばれたのはフェラーリのリザーブを務めていたエステバン・グティエレスだった。

インディ優勝によってアメリカ国内でのロッシの株はうなぎ登りとなっている。しかし、ここでまたF1のアメリカ代表になろうという考えは彼の頭にない。

インディ500に勝って以来、そのことを考えたことはあるかと尋ねると、こんな答えが返ってきた。「まさか。あるわけない。これっぽっちも考えなかった」

歴史的な勝利によって彼はインディカーのドライバーズランキングで11人を飛び越えて6位に急浮上した。この1週間、数え切れないほどメディアのインタビューを受け続けている彼は、自身のルーキーシーズンで競争力を保つこと以外に意識を向ける暇はなかったと認めている。

「F1のことは考えもしなかった。今週末のレースについて考える時間さえなかったんだから、全然分からないよ! 僕は今、インディカーにいてすごく幸せだし、飛び抜けて優秀なチームであるアンドレッティでドライブすることができてすごく幸運だ。今はそれだけを思い、9月まで最高の仕事をやり遂げることに集中している」

「インディカーとF1をめぐって多くの疑問があるのは事実だよ。でも、僕はチャンピオンシップに集中しているとしか言えないな。日曜日の勝利で僕らはたくさんのポイントを獲得した。これでチャンピオンシップ争いの仲間入りだ。今後もプッシュを続けて、残りのシーズンも最後までいい戦いをしたい」

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