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アンドレッティ、フェルスタッペンは「希有な逸材」

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元F1チャンピオンでアメリカレース界のレジェンドであるマリオ・アンドレッティがマックス・フェルスタッペンのことを"希有な"逸材と評した。

フェルスタッペンは1週間前のスペインGPで18歳と228日という若さでF1史上最年少のレースウイナーに輝いた。ベテランのキミ・ライコネンを抑えての堂々の勝利だ。このレースはまた、彼がトロ・ロッソから上位チームのレッドブルに移籍した1戦目のレースでもあった。彼はそれによって自分が"本物"であることを証明してみせたとアンドレッティは言う。

「昨年、F1に来て彼はトロ・ロッソですでにその輝きの片りんを何度も垣間見せていた」とアンドレッティは『ESPN』に語った。「彼はトロ・ロッソを次のレベルへと引き上げたんだ。セバスチャン・ベッテルとまったく同じだよ。当時はトロ・ロッソが勝つなど誰も予想していなかった。ところがベッテルはそれを極めて不安定なコンディション――格差のなくなったウエットのモンツァ――でやってのけ、自分の能力を見せつけた。マックスも同じことをしている」

「あのレベルの才能というのは希有なな存在だ。一時的な輝きとしてではなく、彼は自身の有望さを知らしめたのだ。だからこそ彼はトロ・ロッソからレッドブルチームに行くという報酬を得た」

「もちろん、(レッドブルアドバイザーの)ヘルムート・マルコ博士も鼻が高いことだろう。シーズンの早い段階での移籍には批判もあったが、これで彼が正しかったことがはっきりしたのだからね」

アンドレッティは現役時代にF1、インディカーとNASCARのデイトナ500を制覇し、他にもさまざまな種類のモータースポーツで成功を収めた。しかし、18歳当時の彼が何をしていたかというと、まだダートオーバルでの初レースに臨もうとしている段階だった。彼がフェルスタッペンと同じ年齢の時は兄とハドソンホーネットを改造していたと指摘されると、アンドレッティは叫んだ。「知っているよ!」

「われわれは内部から彼を見て、"若者よ、君は何と恵まれていることか!"と言う。あの年でチャンスを与えられ、あれだけの準備ができるというのは千載一遇のチャンスだよ。だが彼は自らそれをつかみ取ったのだ」

「彼は目の前に表れたアドバンテージをすべて生かし、目覚ましい働きをした」

アンドレッティの息子たちもモータースポーツの道へと進み、今は孫のマルコがインディカーに参戦している。1978年のワールドチャンピオンは、F1で成功を収めるマックスを見守る父ヨスの思いに共感する。

「ヨスはさぞかしうれしいだろうね。私も自分の子どもたち、そして孫がレースで戦うのを見てきたので、経験がある。それが家族にどんな喜びをもたらすか知っているよ。マックスはF1界にしっかりと根を張った。多くの専門家が彼をワールドチャンピオンの器とみなしている。それは疑いのないことだ」

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