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テスト計画が通らなければ撤退不可避とピレリ

M.S.
2016年4月18日 « マルキオンネ、中国のレースに不服 | Q3進出は厳しいとアロンソ »
© Schneider/Sutton
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2017年のテストプログラムに向けたプランが18日(月)に承認されなければ今年でF1をやめざるを得ないとピレリが述べた。

ピレリは2017年に向けて開発している幅広タイヤのテストを今年に実施することを求めており、18日にF1委員会がピレリの提案について投票を行う予定だ。来年はラップタイムを5秒から6秒向上させることを狙ったマシン改革が計画されており、ピレリ新タイヤもそれに含まれている。

ピレリはこれまでにもインシーズンテストの不足を訴えており、新ルールに沿って完成されたタイヤを届けるには2017年に向けて大規模なプログラムが必要不可欠だと考えている。ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、5チームが関わることになるとみられる25日間のテストプランに今日の委員会で必要なサポートを得られなければ、このスポーツを去らざるを得ないとコメントした。

「(月曜日午後の期限を過ぎて)私の乗る飛行機が着陸したときに承認のメールやその他何かポジティブな情報が届かなければ、あなたがたは別の話を求めて私に電話することになるだろう」とヘンベリーは『Motosport.com.』に語った。

「つまりこうだ。これがなければわれわれは自分たちの仕事ができない。仕事を達成することができない。われわれはタイヤのドライバビリティを変えることで非常に大きい変更を行うよう求められているのだ」

「それに加えてはじめから与えられてきた熱の問題が変化しつつあるので、今はデグラデーションと摩耗が少ないタイヤを作る必要がある。さらに、ドライバーたちがプッシュできるウインドウがより広いタイヤでなければならない。したがって、これは大きな変化だ。また、パフォーマンスがかなり改善するため、時間が足りなくなってきている。今はもう4月中旬だ」

ピレリはF1の単独タイヤサプライヤーに就任してから数々の批判を受けており、昨年のベルギーGPでバースト連続した際も同様だった。今年からMotoGPへのタイヤ供給を再開した元F1タイヤサプライヤーのミシュランがトラブルを抱えたのを受け、ヘンベリーは十分なテスト時間なしで大がかりな変更を行うことはできないと述べている。

「他のカテゴリーでもそのスポーツに参入して大きな問題が発生したのを見ることができるし、われわれはこのスポーツにいる。大きな変更がここで起ころうとしているのだ。われわれは大規模な変化を要請され、ドライバーたちも変化を求めている。そして、今もわれわれにはそうするためのツールがない。われわれにテストが必要ないと論じるのは勝手だが、われわれはそれを必要としている」

「われわれの手の内にあるソリューションは優れている。しかし、そこへ行き着くための時間はあまりにも長い」

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