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チームとドライバーに口を出させるなとエクレストン

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2016年4月4日 « 2017年規約の批判に対処するFIA | アリバベーネ、ライコネンの走りを称賛 »
© Sutton Images
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チームとドライバーはF1のガバナンスに口を出すべきではないとバーニー・エクレストンが述べている。FIAに任せるのが賢明だというのが彼の考えだ。

現在はF1委員会のメンバーとしてチームにもルール変更を決める投票権が与えられており、6チーム――フェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレン、ウィリアムズと(今年は)フォース・インディア――がストラテジーグループとして新案の作成に関わっている。このシステムにここ数週間で厳しい目が向けられるようになった。変更されたF1の予選フォーマットがファン、チームとドライバーに酷評されたにもかかわらず、一向に改善策を打ち出せずにいるためだ。しかし、注記すべきは、いくらチームたちが昨年のレギュレーションに戻すことに同意したとしても、FIAとエクレストンが新ルールを押し通そうとしていることだ。

ガバナンスのシステムは個々のチームとFIA、商業権所有者の間の片務契約によって支えられており、その期限は2020年まである。そこにはスポーツの収益分配方法についての定義も含まれている。最後のコンコルド協定失効後にその取り決めをかわした張本人であるエクレストンは、これらの合意が時代遅れのものになっていると認めた。

「私のアイデアは至ってシンプルだ」と彼は述べた。「コンコルド協定を結んでいた理由は、それが平和条約だったからだ。それが現在まで続いており、われわれはいまだにそれを変えずにいる。世界は変わった。すべてが変わったが、われわれは以前のままだ」

「FIAは好きなようにレギュレーションを書いて、これがレギュレーションだと発行すればいい。彼ら(チーム)は選手権に参加する身だ。参加を望むかどうかは彼ら次第だろう」

「競技の参加者が彼らの間で同意するなどあり得ない。なぜなら彼らは競技者なのだから。彼らが今考えているのは、2017年のレギュレーションで自分に有利なのは何か? ということだよ。シンプルだ」

エンジンマニュファクチャラーは彼らのカスタマーの投票傾向に影響を及ぼしているとエクレストン考えており、彼らがF1委員会内の投票権の大部分をコントロールしていると主張する。F1委員会で投票権を持つのは、エクレストン、FIA、チーム、スポンサーとサーキットプロモーターだ。

「彼らは票を買っている。相手は自分たちがエンジンを供給する人々だ。エンジンサプライヤーに従わなければ請求を払えずに大きな問題になる人々だよ。そうやって票を買っている」

「あいにくなことにF1委員会――会長は私だ――の投票方法はそうなってしまっているんだ。非常に簡単で、8票が与えられている。スポンサーもいるのでそれ以上になるが、票をコントロールする人々の意向に沿わなければ答えは出せないということだ」

他のスポーツであれば、F1のシステムは通用しないとエクレストンは述べた。

「サッカーチームが大集合するところを想像してみるがいい。イギリス中のチームに対し、得点が少ないのでゴールの幅を広げたいと提案してみようか。あるいは、得点しすぎるチームがいるので、彼らにはゴールをもう少し小さくして、低くしたいと提案するんだ。そんなことはサッカーではあり得ないだろう。プレーヤーは会場に来て、ウエアを着て、ボールを蹴るだけだ」

当然ながらエクレストンはF1委員会のレギュレーション策定を補助するためにドライバー代表を加えることには反対する。

「スポーツから金を引き出すこと以外に、ドライバーたちがどんな関心を持っているというんだ? 彼らが1ドルだって出すのを私は見たことがないよ。一緒に夕食に出かけても、勘定すら払わない。そもそも彼らに口を挟ませるべきではないのだ。車に乗って運転だけしていればいいものを」

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