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ウォルフが全ウィリアムズ株を売却

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2016年3月10日 « 2016年に攻めの姿勢を見せるマノー | ウィルソンの父、息子の死は「不慮の事故」 »
© Sutton Images
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メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のクリスチャン・トト・ウォルフが、保有していたウィリアムズF1チームの残りの全株式をアメリカのヘルスケア企業の幹部であるブラッド・ホリンガーに売却した。

ウォルフが初めてウィリアムズに投資したのは2009年のこと。しかし、その後メルセデスF1チームの運営に携わるようになり、2013年に同チーム株の30%を取得してからはウィリアムズの株式保有率を徐々に減らしていっていた。ホリンガーは2014年にウィリアムズ株の5%を買い、後日ウォルフが保有する10%を取得するオプションを持っていた。ウォルフは昨年中に5%をホリンガーに売却し、今年になって残りの5%も手放したという。

「今日、フランク卿とウィリアムズチームとのつながりがなくなってしまったことに、ここまで感情的になるなんて私自身驚いているよ」とウォルフは語った。「純粋な投資目的でチームに参加した私だったが、すぐにそれ以上にアクティブな役割を得て、この偉大な独立系F1チームの再編成を手伝うことになった」

「このスポーツで真に情熱的なレーサーを持つチームに関われたことを誇りに思っている。そこではビジネスと従業員の将来を考えて、正確な決断が求められた。厳しい教訓も得たが、それらはこの業界を理解するためにどれも貴重なものだった」

「フランク卿と彼のチームから学んだ教訓は、感謝とともに記憶に刻む。ウィリアムズの物語の一部になれて、とても光栄だった」

今も株式の52%を持つフランク・ウィリアムズ卿は次のように述べた。「この数年、トトはウィリアムズにとって素晴らしい友人となってくれた。最初に投資してくれた2009年から、わが社にとって大きな転換期であった時期に貢献してくれたことに感謝している」

「また彼は2013年からはメルセデス・ベンツでモータースポーツ部門の責任者となり、素晴らしい仕事をしている。チームを2年連続でドライバーとコンストラクターの両チャンピオンシップタイトルに導いたことは揺るぎない成功だ」

「メルセデス・ベンツでの彼の役割を考えれば、トトの持株の引き上げは避けられないことだった。今はただ、適切な時に適切なバイヤーに売却してくれた彼の思慮分別に感謝するばかりだ。トトはブラッド・ホリンガーという優れた成功を収めたビジネスマンに全持株を売却した。彼はF1とわがチームに計り知れない情熱を持つ人物であり――偉大な資産となってくれるはずだ」

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