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トッド、「クローズドコックピットには安全性の保証が必要」

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© Sutton Images
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F1にクローズドコックピットの導入を検討するのは、それによって他の部分に影響がないという確信が得られた場合に限るとFIAのジャン・トッド会長が述べた。

オープンホイールレースでクローズドコックピットを採用しようという議論が活発になったのは、昨年8月のレースでインディカーのジャスティン・ウィルソンがマシンのデブリの直撃を受け、命を落としてからだった。それは、2014年の日本GPで重機に衝突したマルシャのドライバー、ジュール・ビアンキが他界してから数週間後の出来事だった。

ウィルソンの死後、FIAはコックピットを保護する3つのソリューションについて調査を行っていたが、それらのデザインには、ドライバーの視界やマシンからの素早い脱出に及ぼす影響についていくつかの懸念が残されている。クローズドコックピットにすることによって生じるすべての事実と結果が完全に明らかになるまでは、モーターレースへの導入について真剣に検討するつもりはないとトッドは述べた。

「これまでわれわれは多くの努力をしてきたが、モータースポーツは今でも危険なスポーツだ」とトッドは『Autosport(オートスポーツ)』に語った。「安全を改善するために必要なステップがあるならば、それを取る。だが、そのためには(ほかへの)影響がないことを確認する必要がある」

「新しいレギュレーションを実施する際には、どんな問題に対しても明確なビジョンを持っていなければならない。われわれには専門家がついており、変更する価値があるのかどうか、修正を加えるべきかどうか、あるいは現状を維持するかどうかを判断する1つの結論が出されることになる」

「ドライバーを保護する方法はいくつかあるが、負の影響がないことを確実にしなければならない。それは専門家の人々に委ねられている。ここには私が全面的信頼を寄せる特定の部門の人々がおり、私は最終提案がなされた時にその結果を確認する」

安全性を目的とした提案は広く歓迎するとトッドは述べた。

「われわれが目指すのは安全性の進歩だ。私は問題提起をしたので、今度は人々がソリューションを提案する番だ」

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