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ルノー、来季F1復帰を発表

M.S.
2015年12月4日 « レッドブル、TAGエンジンを示唆? | 2016年のHondaは未知数とアロンソ »
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ルノーがロータスF1買収を進めることを発表し、来年にフルワークスチームとしてF1復帰を果たすことを明らかにした。

9月にロータス買収の基本合意書にサインしていたルノーだが、主要な契約が調印されたのは3日(水)のことだった。来年1月に新しいチームについて詳しい情報が公開される前に、"できる限り短い時間で"買収を完了させるための作業が続くとプレスリリースでは述べられている。

今回の決断について、ルノーのカルロス・ゴーンCEOは「ルノーには2つの選択肢があった。100%の状態でカムバックするか、撤退するかだ」と語っている。

「詳しい調査を経てわれわれはルノーが2016年からF1に参戦することを決定した。F1の主要株主からわれわれにもたらされた最終的な詳しい情報が、この新しい挑戦に臨むだけの自信につながった。われわれの志は勝つこと。たとえ、いくばくかの時間がかかったとしてもだ」

ルノーは今季に入ってエンジンサプライヤーとしてのみF1に参戦するのでは投資に対して十分な露出がないと判断していた。ルノーのパワーユニットが信頼性とパワーに欠けていたことで、パートナーであるレッドブルとの関係は悪化。これを受けてルノーは買収で独自チームを運営することに目を向け始めていた。

F1復帰に向けて最適なチームは、2000年から2010年にかけてルノー自身が所有し、2005年と2006年のタイトルを勝ち取った経緯のあるロータスだとルノーは述べている。

「ルノーがF1とのかかわりを続けるという決断を下したのは、モータースポーツがルノーブランドのアイデンティティーにおいて不可欠な部分だと確認したことでもあります」とルノーのリリースにはある。

「F1は自動車に対する情熱の究極的なシンボルです。ルノーはパッションをブランドのテーマ"パッション・フォー・ライフ"として掲げています」

「多くのカスタマーを魅了しているのに加え、F1は従業員のモチベーションも高めます。モータースポーツの最高峰であるFに1は、テクノロジーとオペレーションにおいて優れた能力を要求されます。この選手権はルノーがカスタマーの利益のためにその製品につなげる技術的な専門知識のショーケースです」

「五大陸をわたるファンのおかげで、F1は世界中で最も広く報道されているスポーツの一つであり、特に新たに出現しつつあるマーケットで取り上げられています。年間4億5,000万人のテレビ視聴者を引きつけ、いまだ完全に開拓されてはいない新しい技術やソーシャル・ネットワーク、ビデオゲーム等でさらなる拡大の余地が広く残されています」

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