Features

  • レディオ・ガガ - イタリアGP

「理由は聞くな、実行しろ」

Me
2015年9月9日
© Sutton Images
拡大

スタートの大失敗を引きずるキミ・ライコネンに、釈然としないペースアップの指示に皮肉を漏らしたルイス・ハミルトン。『ESPN』がイタリアGPから選び出した注目の無線コメント集がこちら。

「最初のクラッチを離したらアンチストールが働いた。何も起きなかった」

スタートでぴくりとも動けず、最後尾に落ちたキミ・ライコネンが発したむなしい言葉・・・。本人もよっぽどショックだったのか、チェッカー後のスローダウンラップでもこう尋ねている。

「で、スタートは何だったのか教えてくれる? 先に言っておくと、僕が知ってる限り、スタートスイッチも全部正しい位置にあったよ。とにかく理由を知りたいんだ」

フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表は原因について明言はしていない。

「ああもう、後ろで何かトラブルだ。去年と同じだよ。トラクションも、リアのグリップも、何もない。がっかりだよ。何なの? モンツァは毎年毎年。このクルマ、何かがおかしいよ。ねえ、どんな気分だと思う? 僕は金曜から今日までずっと1周1秒も失い続けてるんだ」

フォース・インディアで昨年のフラッシュバックに襲われ、苦痛を訴えるニコ・ヒュルケンベルグだった。

「どうしてもこのギャップを広げる必要がある。できるだけのことをやってくれ。残りは7周だ」
「OK、ルイス。ストラトモード3だ、ギャップを作る必要がある。質問はするな、とにかく実行しろ・・・」
「OK、ルイス。"ハマータイム"を頼む。いいタイムが必要だ。質問はなしだ。後で説明するから」

レース後にペナルティーの可能性があると知り、ルイス・ハミルトンのレースエンジニア、ピーター・ボニントンはドライバーに繰り返しペースアップを指示した。

「なあ、最後の数ラップはなんかクールじゃなかったよ、ボノ(ボニントン)」

その結果、スパートをかけて2位のセバスチャン・ベッテルに25秒の差を築いてフィニッシュしたハミルトンだったが、歯切れの悪い指示にちらりと不満をのぞかせた。

「ノーパワー。ピットインする。これじゃレースできない」
「走り続けてくれ。デフォルト05が助けになるはずだ。ステイアウトしてくれ。OK、フェルナンド。これでパワーが戻ったはずだ。今はステイアウトしよう」
「パワーはない」
「分かった、リタイアしよう」

Honda関連のさらなるトラブルに見舞われたアロンソとエンジニアのマーク・テンプルのやりとり。

「最終ラップのメインストレートでパワーユニットが切れた。抜きにかかろうと思ったのに、パワーを失った。」

突然のパワーロスさえなければ、最後の最後でチームメイトのフェリペ・マッサに襲いかかれたとバルテリ・ボッタスは主張した。

© ESPN Sports Media Ltd.