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F1関係者ら、ニースでビアンキに最後の挨拶

M.S.
2015年7月21日 « F1は容易になっていないと若手たち | ハンガリーで不運を払拭したいとブーリエ »
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葬儀に出席した多くのF1関係者に見守られ、ジュール・ビアンキが故郷のニースに埋葬された。

日本GPのクラッシュで負った重傷と戦うこと9カ月、ビアンキは17日(金)に天に召された。告別式と葬儀はニースのサン・レパレート大聖堂で21日(火)の現地時間10時を少し回ったところでしめやかに執り行われた。

聖堂の正面には2枚のビアンキの肖像が掲げられ、周囲を花輪が取り囲んだ。葬儀が終わった後、現役ドライバーたちは聖堂の外でビアンキのヘルメットが端に据えられた柩を取り囲み、しばしの間静かに思いを馳せた。

葬儀に参列した中には元ワールドチャンピオンのアラン・プロスト、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、そして現王者のルイス・ハミルトン(メルセデス)といった面々がいた。また、現役ドライバーのニコ・ロズベルグ(メルセデス)、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、ロマン・グロージャン(ロータス)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、ダニール・クビアト(レッドブル)、ダニエル・リカルド(同)らも現地で別れを惜しんでいる。

さらに、かつてビアンキのチームメイトだったマックス・チルトンに加え、ジャン-エリック・ベルヌ、エイドリアン・スーティルら元F1ドライバーも葬儀に訪れた。参列者の中にはFIA会長のジャン・トッドやグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)会長のアレキサンダー・ブルツの姿もある。

ビアンキの友人として柩の担ぎ手を務めたベルヌは、式を終えて『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』にこう話している。

「偉大なドライバーの一人が僕らを置いて去ってしまったけれど、見事な置き土産を残していった。彼はコースの中でも外でも素晴らしい人物だった。彼の名前はF1の歴史に残りつづけるだろう。彼は今、偉大なる人たちの一員となり、いつまでも僕らの心にとどまり続ける」

FIAはビアンキのカーナンバーだった17番を永久欠番とすることを発表した。これは昨年にドライバーたちがキャリアを通して固定ナンバーを使うことが定められて以来、初めての措置だ。

F1ドライバーがクラッシュによって亡くなるのは、21年前の1994年サン-マリノGPでアイルトン・セナが落命して以来の悲劇だった。

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