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複雑な規約に変化を求めるアロンソ&エクレストン

Jim
2015年6月21日 « フェラーリのレースペースを警戒するメルセデス | フェルスタッペン、レッドブルのテストはなし »
© Sutton Images
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20台しか参戦しないオーストリアGPで25グリッド降格処分を受けるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は今のF1のテクノロジーやルールが一般のファンにとって複雑すぎるとの考えを明かした。

アロンソの見解を支持しているのがF1最高権威のバーニー・エクレストンだ。彼もまた、スポーティングレギュレーションの簡易化と過酷なペナルティの緩和を求めている。

オーストリアGP週末はエンジンとギアボックスを交換したアロンソと同様にチームメイトのジェンソン・バトンもエンジン交換による25グリッド降格処分を受けており、未消化分としてアロンソはドライブスルーペナルティ、バトンは10秒のストップ・アンド・ゴーペナルティを科せられた。

「僕たちの使うマシンはテクノロジーが複雑過ぎる。特に家で見ている人たちにしてみれば、レースをしているマシン、抜きつ抜かれつで戦っているマシン、ポジションを争っているマシンが見たいんだ。タイヤを温存したり、燃料を温存したり、DRSとかトークン、ペナルティについて語ったりするのは望んでいない」

「僕たちが日曜日に受けるペナルティはたぶん家で見ている人たちが理解に苦しむんじゃないかな。だから、きっといろいろと複雑過ぎるんだと思う。ルールの中には優秀なエンジニアや優秀なメカニックが決めたものがあるけど、でもきっと自宅で見ているおばあちゃんなんかはそんなこと気にしないと思う」

一方でエクレストンは「スポーティングレギュレーションのすべてをきちんと調べてみる必要があると思う。"白線を超えるな、あれはするな、これはするな、エンジンを換えたら25グリッド下がるぞ"などというのは一般には理解されないことだ。一般の人々は理解できないし、理解できなければ気に留めなくなる」と主張する。

マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは2015年シーズンにドライバーあたりのパワーユニット数を4基に規定したのは野心的すぎたのではないかと指摘した。

「そもそも、全員にとって同じ条件であり、他の全員がペナルティを受けるようにわれわれもそれを受けなければならない。しかしながら、新しいエンジンを導入した一年前を振り返ると、3年も4年も開発してきたのに苦戦しているメーカーがいる。F1コミュニティとして、私は、すでにこの段階でルールがあってしかるべきだと思う。このテクノロジーを採用し、信頼性を得るようにするというのは少々厳しく、野心的すぎたのではないかと思っている。今のわれわれはルールを尊重しなければならないし、もちろんルールを尊重しているが、ジェンソンとフェルナンドのような2人の世界チャンピオンがグリッド最後尾に並ぶのはF1にとって悲しいことだと感じる」

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