
今年のル・マン24時間の予選はポルシェが上位を独占し、ニコ・ヒュルケンベルグは3番グリッドからスタートすることになった。
ヒュルケンベルグはニック・タンディ、アール・バンバーとともに19号車をドライブする。予選タイムはニール・ヤニ、マルク・リーブ、ロマン・デュマのポールタイムから2秒以内につけた。ヒュルケンベルグは今年ポルシェと契約し、世界耐久選手権(WEC)の2戦でスポット参戦することになった。5月のスパ6時間を経験して今週末はル・マンに臨む。今年のイベントはちょうどカナダGPとオーストリアGPの間に開催されている。
元レッドブルのマーク・ウェバーが2番手スタートだ。彼はポルシェの17号車をティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートリーとシェアしており、ポールから0.880秒のタイムだった。後ろにはアウディが3台続く。ル・マンのディフェンディングウイナーで、昨年ケータハムでベルギーGPを走ったアンドレ・ロッテラーがブノワ・トレルイエ、マルセル・フェスラーとともに5番手からスタートする。
元マルシャのドライバーでル・マン初参戦のマックス・チルトンは13番手。チルトンはヤン・マーデンボロー、オリヴィエ・プラと組んでNissan GT-R LM NISMOを駆る。
マクラーレンのリザーブドライバーを務めるケビン・マグヌッセンの父、ヤン・マグヌッセンが大きなクラッシュを引き起こしたため、セッションが打ち切られる場面もあった。「父は大丈夫」とその後ケビンがツイートしている。
Dad is ok. Car took a big hit though, but the @CorvetteRacing guys are awesome so fingers crossed they can fix it! #hopefull
— Kevin Magnussen (@KevinMagnussen) June 11, 2015
レースは13日(土)の15時(日本時間22時)スタートだ。
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