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エクレストンとCVCの面々 © Sutton Images
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最も長くF1界に従事し、影響力の大きいジャーナリストの一人が、偉大なジル・ビルヌーブであれば今日のF1を"嫌った"ことだろうと話した。

マノー・マルシャのルーキーとして5レースを戦ったロベルト・メルヒは先日、自身が参戦している他のカテゴリーであるフォーミュラ・ルノー3.5とは異なり、F1での戦いはタイヤと燃料のセーブがほぼすべてだと語っている。

数十年にわたってグランプリの現場から数々の有名な媒体に記事を送り届けてきたナイジェル・ローバックはスペイン『El Confidencial(エル・コンフィデンシャル)』紙とのインタビューで「そういうことは本当に聞きたくない」と話した。

「最近まで、どのマニュファクチャラーもできるかぎり最高で耐久力のあるタイヤを望んでいた。そして、今は? 私にはまったく理解できない」

「ピレリを責めているわけではないが、彼らがこの方針のタイヤをわれわれに販売しようとしていることに驚いている。今は"ぜい弱な"タイヤが"ショー"に恩恵を与えるべくかなり意図的に作られているようだ」

この"ピレリ・フィロソフィー"を発注したバーニー・エクレストンは引き続きそれを満喫しているが、ジル・ビルヌーブのようなドライバーにはうまく機能しなかっただろう。ジルは常にカウンターステアを当て、マシンを限界までプッシュしたドライバーだ。

「彼ならこれを嫌ったことだろう」とローバックは言う。

「今日のわれわれが手にしているのは、彼の競争の考え方ではない。タイヤをケアし、燃料レベルを確認して・・・ジーザス!」

多くの影響力ある人物が今は変更の必要性を認識しているようだが、権力の大部分を握っているのはストラテジー・グループだ。

この組織はエクレストンがFOTA(フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション)を解体へと導き、フェラーリやレッドブルのようなトップチームらに投票権をオファーしたことから始まる。

「内部関係者らは彼らがザウバー、ロータス、フォース・インディアらにまったく配慮していないような印象を受けている」とローバックは語った。

「現在のF1には誤りが2つある。CVCはおそらくこれまでF1に発生したものの中で最悪だろう。かなりのマネーが戻ってこない。それがひとつだ」

「2つ目はトップチームらが他を助けることに関心を抱いていない点。ビジネスは非常に利己的になり、グリッドに5チームしかないという状況に行き着く可能性もある」とローバックは警告した。

© ESPN Sports Media Ltd.