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"リークされた"2016年の暫定カレンダーを利用して、バーニー・エクレストンがプレッシャーを強めている。

先頃、全21戦のレーススケジュールがネット上に出回ったのを受けて、フォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)は「2016年のカレンダー案がリークされた模様だ」と声明を出した。

「このカレンダーはまだ承認されていない」

8カ月間に前例のない21戦を凝縮したこのカレンダーが正確なものであるのを印象づけると同時に、最終的なものではないとエクレストンが強調したかったのは明らかだ。

チームが年間開催数を最大で20戦にしたがっていることは広く知られており、そうなれば暫定カレンダーから少なくとも1つのレースが消えることになる。

84歳の最高責任者が最もプレッシャーをかけようとしているのは伝統のモンツァだと、ジャーナリストのロジャー・ブノワは述べた。

イタリアGPの名前は暫定カレンダーに記されているものの、エクレストンはこれまで繰り返しオーガナイザーに開催権料の引き上げを迫っている。

同時に彼は新しく、アゼルバイジャン――ロシア、ジョージア、アルメニアとイランに接する――を"ヨーロッパ"GPの名前で追加した。

エクレストンの言葉をスイス紙『Blick(ブリック)』が伝えている。「チームがどんどん金を要求し続けるので、われわれはそれをヨーロッパの外で工面しなければならない」

ヨーロッパの開催地は1200万ユーロ(約16億円)を彼に支払うのに苦労する一方で、10月末に開催されるメキシコはその数倍を支払う用意があるという。

また、フィンランド紙『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』のルイ・バスコンセロス通信員は、エクレストンのカレンダーリークを一部のレース開催地への"意図的なプレッシャー"と受け取っている。

いくつかの例外の中で、彼はロシアとマレーシアの奇妙な日程、そして"ほぼ不可能な"オーストラリアと中国の開幕連戦に注目する。

「エクレストンが開催地を相手にどんなゲームを仕掛けているのか、興味深い」とバスコンセロスは述べた。「7月末に来季のカレンダーがどうなっているかもみものだ」

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