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  • レディオ・ガガ - マレーシアGP

「ナンバーワンが戻ってきた・・・フェラーリが戻ってきた!」

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2015年4月1日
© Sutton Images
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セバスチャン・ベッテルとフェラーリが復活の勝利を遂げた第2戦マレーシアGPからよりすぐりの無線コメントを紹介する。

「この人たちセーフティカーに追い付こうともしないんだけど、抜いてもいい?」

ペースを上げないザウバーのフェリペ・ナッサーの後ろでいら立つキミ・ライコネン。予選の失敗やレース開始直後のパンクなど不運続きだった彼はこれ以上レースを妨げられるのはごめんだったようだ。

「ちょっとびっくりだ――前のクルマに追い付いてるよ! それも1台じゃない」

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンはこれからの数レースで、こうした感覚にもっと慣れていくことだろう。

「もっとシンプルに言ってくれる?――つまり彼に抜かれたら、彼が勝つってこと? ってことは、僕の負けってこと?」

技術的な知識にたけることで知られているニコ・ロズベルグだが、中間スティントで迫り来るセバスチャン・ベッテルの影に、最も単純な理論すら理解できなくなってしまったようだ。

「チェコ、デグの状態はいい。デグの状態は変わっていない」
「分かってる。けど、あまりにも遅すぎるんだよ!」

いくらタイヤをうまく使いこなせても、ライバルとパワーが違いすぎては何の意味もないことをフォース・インディアに訴えるセルジオ・ペレス。

「このタイヤじゃないだろう!」

ハードタイヤで最終スティントを走り出して1周目でメルセデスのミスを悟ったルイス・ハミルトン。

「ルイスをもう一度入れるべきだろうか?」
「パディ、聞こえてるんだけど」

メルボルンでは完全無欠だったチームが一転、セパンでは茶番めいた展開に――フェラーリの勝利が近づく中、本来ならハミルトンに伝える予定のないメッセージを彼に送ってしまう。

「信じられない!」

フォース・インディアのセルジオ・ペレスに小突かれてスピンし、大げさに怒りを爆発させたロマン・グロージャン。

「ヌーメロウノ(ナンバーワン)が戻ってきた! フェラーリが戻ってきた!」

ベッテルがチームに2013年スペインGP以来となる勝利をもたらし、フェラーリのピットウオールが歓喜に満ちた。

「Woooooohoooo! みんな、どうもありがとう。グラツィエ、グラーツィエ、グラーッツィエ! 本当にありがとう! フォルツァ、フェラーリ!」

記憶に残るF1キャリア通算40勝目の勝利に、流ちょうなイタリア語で叫びを上げたベッテル。

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