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F1の単独タイヤサプライヤーを務めるピレリ © Sutton Images
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およそ9,200億円で中国企業に買収されたピレリだが、F1プロジェクトは"平常通り"とのことだ。

今週はじめ、中国の国有企業である『中国化工集団』が140年以上続くイタリアメーカーであるピレリを配下に収めたことが明らかになった。

ただし、ピレリのCEOであるマルコ・トロンケッティ・プロベーラは現在の役職に残る。

同社のF1部門を率いるポール・ヘンベリーはマレーシアで記者の取材に応じ、買収はされたものの"平常業務"だと述べている。

「われわれには長年の間、さまざまな国際的な株主がいた」

「彼らが経営陣に加わり、われわれのビジョンと仕事の不可欠な部分はやはりF1であるため、その視点から言えば何も変わらない」とヘンベリーはコメントした。

それより大きな問題はF1の将来の方向性だとヘンベリーは言う。これまでによりパワーの大きいエンジンやワイドなマシン、そしてより薄型で径の大きいタイヤの採用などが話し合われてきた。

次のF1タイヤサプライヤー契約に向けた入札手続きが控える今、将来のレギュレーションの詳しい内容がピレリのアプローチに影響する可能性があるとヘンベリーは指摘した。

「当然、入札手続きをするつもりがあるのなら、これらの変化やこのスポーツの外観がどういったものになるかを理解したくなるだろう」

「われわれにいくらか認知度が保証され、見た目が良く、いくつかの良い提案があるならば、そして、このスポーツがそういった変更を可能にするならば、われわれは大変満足できる」とヘンベリーは話している。

© ESPN Sports Media Ltd.