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エクレストン、小規模チームへの援助を約束

M.S.
2015年3月2日 « シューマッハの息子がF4にステップアップ | 2016年のプレシーズンテストは2回のみ »
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少なくとも18台のマシンが開幕戦オーストラリアGPのグリッドに確実につけるよう、F1で苦戦する3チームへのサポートをバーニー・エクレストンが約束した。

フォース・インディア、ロータス、ザウバーは財政的な苦境を公にしており、昨シーズン末からエクレストンとの交渉に取り組んできた。フォース・インディア副チーム代表のロバート・ファーンリーは一つの取り決めが約束されるに至り、F1シーズンの始まりには健全なグリッドが確保されるだろうと話している。

「バーニーはチームへのサポートを約束しており、サポートが行われれば彼らは最初の数レースに参戦することが可能だ」とファーンリーは『Times(タイムズ)』にコメントした。

「われわれは商業権保有者らに対し、われわれが問題を抱えており、ロータスやザウバーもまた然りであることを明らかにした。これは一つのチームに切り離された問題ではない。バーニーはとても理解ある態度を続けてきた。彼はレーサーだ。彼はこの問題を深刻に受け止めていると思う」

タイムズはこの協定の額を2,000万ポンド(約37億円)と見積もる一方で、あくまで通常は今季を通じてチームへ支払われる賞金の前払いであることを強調した。

昨シーズンの開幕時に22を数えたF1のグリッドは、マルシャとケータハムが管財人の管理下に置かれたことでUS GPでは18にまで減少した。マルシャチームを立て直そうと尽力するマノーの試みが成功するかには疑念が残る現状、さらに戦列を離れる陣営が出れば、商業協定を守るために必要な16台を下回る可能性がある。

フォース・インディアとロータス、ザウバーは昨年、今季に脱落するチームが増えることを避けるためには何らかの変化が必要だと警告していたが、トップチームに偏る賞金の配分が見直されることはないままだ。昨年にマルシャとケータハムがグリッドを抜けてサプライヤーへの支払いが完了していないことで状況はさらに厳しくなり、その余波はこの業界全体に及んでいる。キャッシュフローの問題によってフォース・インディアが最初の2回のテストに新車を投入できなかったことに、それがはっきりと現れていた。

だが、今回のエクレストンの新たな取り決めにより、小規模チームは初戦に向けて一息つくことができる。とは言え、より長期的なF1の健全性についてはまだ解決を見ていない。

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