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フェルナンド・アロンソのテスト中のクラッシュは、いくつかのコーナーで使用されている人工芝の安全性について疑問を浮かび上がらせるとロマン・グロージャンが述べた。

アロンソは先週のバルセロナテスト最終日に横からウオールに衝突して一瞬意識を失い、病院で3夜を過ごした。彼はすでに退院しており、チームは彼の健康状態にまったく問題はないとしている。しかし、回復を続けるために今週の最終テストには来ない。

マクラーレンは予測できない風がアロンソのマシンをコースオフさせ、ターン3外側の人工芝に乗り上げた結果、マシンがトラクションを失い、反対側のウオールに向かってしまったと説明した。人工芝は、グリップを減らしてドライバーがコースを逸脱するのを防ぐ目的で多くのコースに使用されている。

グロージャンはこの素材の使用に不安があるといい、安全の見地からドライバーに懸念を引き起こさせる箇所がいくつかF1カレンダーの中にあると述べた。

「何が起きたのかは分からない」とアロンソのクラッシュについてグロージャンは述べた。「あの日はすごく風が強く、突風が吹いていて、ターン3は少しトリッキーだった。彼が出口の人工芝に乗ったのかは分からない。(でも)僕はあの表面が嫌いなんだ。乗ってしまうと・・・コントロールを失うか直進するかのどっちかだから。彼がそれに乗ってバリアに衝突したのかどうかは分からないよ」

「でも、いくつか絶対に人工芝には乗りたくない場所があるんだ。鈴鹿の130Rや、オースティンの長いターン8だ。あそこは前の年にはなかったのに、あとから加えられてしまったんだ。クルマがコース外に出るのを食い止めることで、言うまでもない安全性を引き換えにしている。現時点ではそれがベストな素材みたいだから、仕方ないとは思うんだ。場所によっては多少乗っても平気なところもある。例えばインドではうまく利用することもできる。ただ、中には絶対に乗りたくない場所もあるんだ」

アロンソがクラッシュで一瞬気を失ったというのは、現代F1マシンの1つの問題点を浮かび上がらせたとグロージャンは言う。

「そこが問題なんだ。横から衝突した場合、ウィッシュボーンその他は壊れるようにできていない。曲がらないようになっているんだ・・・カーボン製だから、壊れるかそのままの状態を保つかだ。壊れなかった場合、そのエネルギーはどこかに行かなければならない。それがドライバーなんだ」

「まずは、彼が無事で退院したことを喜ぼうよ。次に僕らが学ぶべきなのは横衝撃を受けたときのドライバーの安全性向上だ」

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