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ブリアトーレ、「アロンソとベッテルの移籍は正解」

M.S.
2015年2月24日 « 「F1はゲームではない」とアロンソのマネジャー | メルセデスがコックピットの安全対策に一案 »
マクラーレン・ホンダに満足だと語っていたアロンソ © Getty Images
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フェルナンド・アロンソのフェラーリ離脱とそれに伴うセバスチャン・ベッテルの跳ね馬入りは、F1の歴史上でも最も注目を浴びる交代劇の一つだった。

しかし、アロンソの素晴らしいキャリアを導いてきたフラビオ・ブリアトーレによれば、その動きも3度目のタイトルをつかむことなくマラネロでアロンソが3年を費やしたことの当然の帰結だという。

アロンソの元チームメイトであるフェリペ・マッサ(現ウィリアムズ)も同様の証言をしており、フラストレーションを抱えたアロンソが"2年か3年前"にマラネロを離れようとしていたと話している。

マッサはF1公式サイトにこう語った。

「去年のマシンはあまり良くなかったのかもしれないね。リザルトが出ないのに彼は戦い、チームを変えようとし続けたんだと思う。でもチームは内部でもう完全に変わっていて、アロンソさえも変えようと決めた」

ブリアトーレはイタリアのラジオ局『RAI』にマッサへの同意を示す一方、フェラーリで新たに結成される元レッドブルドライバーのベッテルとキミ・ライコネンというコンビも良いと述べている。

「ドライバー変更は適切だったと思う。ベッテルはフェラーリに何か別のものをもたらすし、マネジメントという意味からはまったく新しいグループの動機づけに一役買っている。セバスチャンは優れているが、ドライバーにとって真に何かをもたらすのは難しい」

「彼らは"これはうまく動く"とか"これは動かない"とか言うことができるが、ドライバーの関与は数年前のエンジンとエアロダイナミクスが今より複雑ではなかったときの方が強かった」

それにもかかわらず、プレシーズンテストでは移籍によってベッテルが笑顔を取り戻し、フェラーリ全体の雰囲気が改善しているように見えるのが目立った。

フェラーリ社長のセルジオ・マルキオンネは、レッドブルからベッテルを獲得するのにいくらかの説得が必要だったというマウリツィオ・アリバベーネ代表の主張までも否定している。

「いや、私はただ、私たちのところに来るよう彼に頼んだだけだ」

「セバスチャンは真の"フェラリスタ"なので、彼を説得するにはそんなにかからなかった」とマルキオンネは振り返った。

たとえマクラーレン・ホンダの冬季テストが印象的なものではなかったにしろ、アロンソの方もレッドからグレーへのスイッチに満足しているようだ。

22日(日)にクラッシュする前、アロンソはバルセロナにてスペインの『AS(アス)』紙に「すごくハッピーだよ」とコメントしていた。

「本当にハッピー。すべてのことに、このプロジェクトに、そしてマクラーレン・ホンダほどの成功を収めたものに関われることに。先週、僕は(1988年に)セナがドライブしたMP4-4をドライブした。僕がベッドルームに飾っていたポスターのマシンさ。それに、僕は同じカラーのカートを持っていた」

「先週は日本に行って、もう一度彼らのプロジェクトを見た。彼らのリソースを目にして、僕には何の心配もない」

「僕らにたくさんの初期トラブルがあることは知っている。多くのものを整えて改善しなければいけないけれど、チャンピオンシップで勝ちたければ、1年や3年、5年かかろうと僕にはここにいる必要があると分かっているんだ」

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