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V6ターボに新しいコンポーネントが到着するのを待つルノーは、パワーユニットにはまだパフォーマンスが足りず、ドライバビリティの問題も抱えていることを認めた。

新ルールが施行された昨年に不安定なスタートを切ったルノーは、今季はライバルのメルセデスとの10パーセントのパワー差を削るという大仕事を抱えている。冬の間にパワーユニットのアップデートを行ったものの、これまでに2回実施されたプレシーズンテストでは、レッドブルとトロ・ロッソの両チームでまだオーストラリアGP仕様のエンジンは使われていない。

「テクニカルな点から言えば、メルボルンの準備は整っている。すべてのチェックは完了した」とオペレーションディレクターのレミ・タフィンは語っている。

「しかし、まだわれわれが望むパフォーマンスレベルには達していない。今週に実施される最後の公式テストではその部分に集中していくが、少なくともわれわれは堅実な基盤からスタートしている」

「われわれはメルボルン用パーツのシェイクダウンを続けてきたものの、まだわれわれのパワーユニットを完全に最適化できるようにするためのコンポーネントやソフトウエアが欠けている」

「これまで、われわれはERS(エネルギー回生システム)を限界までプッシュしてきたが、内燃エンジンやターボにも努力を集中させてきた。われわれが待っている新しいコンポーネントやソフトウエアは、これから2つのエレメントのためのものだ」

「最後に、われわれは初日の朝にドライバビリティの問題がある可能性に気づいた。このエリアはこれまでに詳しく調べられなかった部分だ。結局はバルセロナとファクトリーで同時に"ライブ"でやる羽目になったが、これがさらに限界へプッシュするのに役立っている」

ルノー・スポールF1のマネジングディレクターであるシリル・アビテブールは、3月15日(日)にメルボルンで行われる初戦までに昨年のメルセデスとの差を半分に減らすことが、今もなおターゲットだと話している。

「パフォーマンスについては常に相対的なものである以上、ライバルたちが何をしているか分からないので、きちんとした判断をするには当然まだ少し早すぎる。われわれの陣営としては、ラップタイムを追い求めるためにテストを費やしてはいなかった。そういったアグレッシブで妥協しない開発プログラムもまた、シャシーとパワーユニットの両面で、加えて土壇場で新しいパーツが届くという意味からも、結論を出すのを難しくしている」

「そうは言っても、われわれはターゲットの達成に自信を持っている。メルセデスとのパワーユニットの差を最初のグランプリまでに半分にすること。レッドブルとわれわれの強化されたパートナーシップも正しい方向へ向かっており、全体的な状況は前向きに見える」

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