News

  • F1

F1コミッション、将来の大改革を検討

M.S.
2015年2月17日 « 開幕までにトークン戦略を決めるメルセデス | マクラーレン、撮影日も苦戦か »
1997年のF1マシン © Sutton Images
拡大

17日(火)、F1は将来に向けた新たな転換を検討する。

ブラジル『Globo(グロボ)』紙の記者であるリビオ・オリッキオは、火曜日にジュネーブで行われるF1コミッションのミーティングにてレギュレーションの大幅な変更案が取り上げられると報じた。

議題に上るのは1,000馬力のエンジンフォーミュラや、タイヤを大きくして1997年風のワイドなシャシーを備え、これまでと大きく異なるマシンなどだとされ、オリッキオはこれらの変化が早ければ2016年にも導入されると述べている。

これらの案は衰えゆく観戦者およびTV視聴者数に対処し、ファンに"彼らが最も見たいもの"を与えるために提示されているという。それはすなわち"真に速く、音高く吠えるパワフルなマシンで、ドライバーを本当のヒーローにする"ものだ。

2016年までにこれらの案を導入するには、3月1日(日)が期限だとオリッキオは記している。

だが、実際にはこういったルール革命は2017年まで延期される見込みが高い。

マクラーレンの最高権威であるロン・デニスはイギリス『Sky(スカイ)』に「われわれがF1を変えようというのなら劇的に変えるべきであり、したがってわれわれは2017年に徹底的に変更するべきだろう」と話した。

「2016年に大きくF1を変えようとするならば、コスト予測が莫大になる」

だが、ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌のミハエル・シュミットは、2017年でさえもF1が価値ある変更を正しく行えるとは考えていない。

最近に行われてきた複数回の会合が、苦戦するフォース・インディア、ザウバー、ロータスに対する財政的、もしくはコストカットの手法での援助が実現しないまま終わったことをシュミットは指摘する。

さらに、F1の問題はエンジンのノイズなどより深い部分に根ざすとシュミットは言う。

「PRチームが広く責めを受けるべきだ。プレシーズンテストを見てみよう。ドライバーやエンジニアたちがメディアから遠ざかっているのが目立った。ジャーナリストに向けて発行されたプレスリリースや声明に興味深いストーリーはなかった」

「そして、ほとんどのチームはすでにインターネットのトラフィックがTVネットワークよりも大幅に高いことにおそらく気づいていない」と話すシュミットはこう続けた。

「F1の意思決定が分散的で民主主義的であるかぎり、利己主義が強すぎてこういった警告は決して耳に届かないだろう」

© ESPN Sports Media Ltd.