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見えぬエンジンルール変更の行方

M.S.
2014年12月15日 « フラインス、ケータハムとの契約終了 | フェラーリに改革を禁ずるトッド »
V8回帰もあり得る? © Ferrari
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ニキ・ラウダでさえF1エンジンレギュレーションがどのような形になっていくか分からないという。

先週、バーニー・エクレストンは18日(木)のストラテジー・グループの会合でV6ターボエンジンを廃止するべきだと提案するつもりだと明かした。

エクレストンが望むのは咆哮を上げる1,000馬力のV8エンジンかV10エンジンで、FIAがこの案に同意するか否かは問題ではないと『Forbes(フォーブス)』に話している。

「われわれには6(票)あるので、4チームがこれを望めばそれで10になる。全体で18票あるため、これで過半数に達する」

新ターボ時代の幕開けに他を圧する力を誇ったメルセデスは、大幅なエンジンルール変更があるようならばF1撤退も辞さないと警告を発している。

エクレストンはF1ビジネスジャーナリストのクリスチャン・シルトに次のように語った。

「いずれにせよ、いつであろうと自分たちにとって時期のいいときに彼らはそうするだろう。過去にマニュファクチャラーがそうしてきたためにわれわれはそれに気づいている。しかし、彼らがそうしたならば私には驚きだ」

ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』はルノーやフェラーリが今季にひどく行き詰まったように、現在のレギュレーションが複雑であることに疑いはないと述べている。

このルールは迅速な巻き返しを制限し、ポルシェやアウディといったチームのエントリーを遠ざけるものでもある。エンジン開発"凍結"の縛りが次第に強まっていくのだ。

また、小規模チームは高価なテクノロジーの登場によって増大するコストのプレッシャーにさらされている。

ある情報元はFIAですらカスタマーV6エンジンの"定価"を定めるには力不足だと打ち明けた。

「それは市場への介入になってしまうだろう。たった一つのマニュファクチャラーでも同意しなければ、FIAは法的なトラブルに見舞われる」

これに対し、エクレストンは「トラブルはこのエンジンが考案されたときにすでにあった。誰も副次的な影響について考えていなかった」と語った。

メルセデスの非常勤会長を務めるラウダは、今週の木曜日や2015年以降に何が起こるのかよく分からないと認めている。

「来年のエンジンレギュレーションが今と同じだ。2016年については、私は何も保証できない」

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