
小林可夢偉が来週、スーパーフォーミュラを試乗することになった。
可夢偉は今シーズン、ケータハムをドライブしたが、チームはまだ売却先を探している段階で、それが成功しても彼がレースシートを得る保証はない。そうなればF1以外の場所を探すことになる。全日本選手権スーパーフォーミュラは日本のトップシングルシーターカテゴリーで、排気量2,000cc・ターボチャージャー付直列4気筒ダイレクトインジェクションのHONDA HR-414EまたはTOYOTA RI4Aを搭載したダラーラ・オートモービル製の高性能マシンが並ぶ。
可夢偉は12月10日(水)、11日(木)に岡山県の岡山国際サーキットで行われるエンジンメーカーテスト及びルーキーテストに参加するが、それが2015年のドライブにつながるかはまだ明らかになっていない。
「来年に関してはまだ何も決まっていない状況ですが、今回、このような機会をいただいてうれしく思っています」と可夢偉はコメントした。「SF14はとてもすばらしいレースカーだと聞いているので、久しぶりの国内サーキットでの2日間のテストを存分に楽しみたいと思います」
可夢偉はトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)の出身で、2009年にトヨタチームでF1デビューした。
今年のシリーズチャンピオンは元F1ドライバーの中嶋一貴で、世界耐久選手権の同僚、アンドレ・ロッテラーやロイック・デュバルを破ってチャンピオンに輝いた。
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