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アブダビテスト初日:11月25日

Jim
2014年11月26日 « ドイツの放送局が視聴者減でF1を非難 | おもしろさを感じるまで20周かかったとロズベルグ »
2度目の走行でストップしてしまったマクラーレン・ホンダ © Sutton Images
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2014年シーズンが閉幕して2日、最終戦の舞台と同じヤス・マリーナ・サーキットで25日(火)から2日間のテストが始まった。ホンダエンジンが積まれたマクラーレンMP4-29H1x1がお目見えした初日はウィリアムズのバルテリ・ボッタスがトップタイムを記録している。

2014年シーズンの締めくくりよりも2015年シーズンの幕開けと言う方がふさわしいアブダビテストでは、初めて公の場にマクラーレン・ホンダが姿を見せたほか、来季の所属先となるフェラーリのガレージにはセバスチャン・ベッテルの姿が見え、公式タイヤサプライヤーのピレリは2015年仕様のタイヤを持ち込んだ。

マクラーレンの一日は予定通りといかず、電気系統に懸念が生じたことから午前中は"トリプルチェック"に費やし、現地15時11分になってようやく初走行のタイミングを迎える。Honda製パワーユニットが載せられた暫定車はインストレーションラップを完了した後、二度目の走行に出たところ、最初のラップ中にコース上で停車。GP2ランキング2位につけたマクラーレンの開発ドライバーであるストッフェル・ファンドーネがラスト1時間で最後の1周を走り、この日の周回数を3に伸ばした。

マクラーレン・ホンダが抱えた問題は今シーズン序盤にヘレスやバーレーンで実施されたテストで複数のチームが苦しんだトラブルを彷彿させる。ただ、当時と違うのは今回のテストが終わってから、マクラーレンには冬季の間中に問題を解決する時間があること。レーシングディレクターのエリック・ブーリエは今週の目標が単純に一歩一歩マイレージを築いていくことだと明かしている。

「確かに多くのシステムチェックがあるので、ひとつずつ走っていくことになる。まずはショートラン。シャシーやタイヤ、その他のことはまだだ。とにかくさまざまなエンジンパーツ、信頼性、エネルギー回生システム、各コードのチェックなど、やれることはすべてやること。それ以外のことは焦点ではない」

「別の段階に進むまでには10回の走行くらいは必要になってくるだろう。別の段階とは、3周を走ってみてデフォルトバリューに何の問題もなく、ダメなものがない場合にロングランに取り組むことだ」

一方、ライバルたちはウィリアムズのボッタスが初日のラスト20分で1分43秒396のトップタイムをマーク。先週末のアブダビGP予選でニコ・ロズベルグ(メルセデス)が刻んだポールタイムに3秒以上遅れている。それでも2番手だったキミ・ライコネンに0.492秒のギャップをつけるには十分なペースだ。フェラーリのピットウオールでは来季のチームメイトとなるライコネンの走行をベッテルが見守っている。ベッテルは今週のテストで新天地との作業をスタートさせたがっていたが、レッドブルとの契約がそれを阻んだ。

今季のタイトルを争ったチームメイトのルイス・ハミルトンに敗れてからわずか2日後にもかかわらず、コックピットに戻ったロズベルグは113周を走破。ベストタイムはボッタスに1.116秒及ばず、フォース・インディアでセッションデビューしたGP2王者ジョリオン・パーマーを0.004秒上回っただけだった。しかしながらパーマーの走行は36周にとどまっている。

今年のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズを制したご褒美としてレッドブルを駆るチャンスを得たカルロス・サインツJr.は5番手タイムをマーク。2015年にトロ・ロッソに加わるマックス・フェルスタッペンの相棒候補に挙がっているサインツJr.は今回の走行でシニアチームに印象を残すことに励んでいる。

先週末にグランプリデビューを果たしたウィル・スティーブンスは今週もケータハムのコックピットに乗り込み、101周を走り込んで6番手につけた。

ロータスの作業を担当したシャルル・ピックがタイムシート7番手に入り、来季のレースドライバー就任が決まっているマーカス・エリクソンがザウバーマシンのステアリングを握って8番手タイムを記録している。それに続いたのはトロ・ロッソをドライブしたフェルスタッペン。午前にはターン19でフロントサスペンショントラブルに見舞われ、ウオールに激突している。

【アブダビ - 2014/11/25】

順位  ドライバー マシン タイム   周回数
1. バルテリ・ボッタス ウィリアムズ FW36 1:43.396  80
2. キミ・ライコネン フェラーリ F14 T 1:43.888  80
3. ニコ・ロズベルグ メルセデス W05 1:44.512  114
4. ジョリオン・パーマー フォース・インディア VJM07 1:44.516  36
5. カルロス・サインツJr. レッドブル RB10 1:45.339  99
6. ウィル・スティーブンス ケータハム CT05 1:45.436  101
7. シャルル・ピック ロータス E22 1:46.176  88
8. マーカス・エリクソン ザウバー C33 1:46.253  95
9. マックス・フェルスタッペン トロ・ロッソ STR9 1:47.194  55
10. ストッフェル・ファンドーネ マクラーレン MP4-29H1x1 タイムなし  3

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