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危機の報道が続く3チーム © Getty Images
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3つのF1チームの運命が揺れ動いている。

財政的な危機に苦しんでいるチームらの現状から、資金に富んだチームらが2015年グリッドの空きを埋めるために3台体勢での運営を依頼される可能性に、にわかにスポットライトが当たった。

一番危機にあるチームの一つと目されるのがケータハムで、創設者のトニー・フェルナンデスが今年になって突如手を引いたために、チームは7月のイギリスGP前に崩壊手前までいった。

チームはスイスに基盤をおいたドバイの投資家らの謎めいたコンソーシアムの所有となり、新代表のマンフレディ・ラベットは、チームが資金を投じて来季のマシンを準備していると主張している。

ケータハムと同様にバックマーカーのマルシャも苦境にあるが、スポーティング部門の責任者であるグレアム・ロードンはレース続行可能だと述べた。

「ぺらぺらと"イエス、われわれには問題ない"と話すことで間違った印象を与えたくはない。なぜなら、この環境でビジネスを運営することは常にチャレンジだからだ」とロードンは『Sporting Life(スポーティング・ライフ)』に発言している。

「(しかし)われわれには正しく取引する義務があり、そうできると信じられないのであれば、やめる必要がある。われわれがここにいられると考えなければ、ここにはいない」

生き残りを懸けた戦いの渦中にある3つ目のチームはザウバーだ。21年の歴史を持つスイスチームの運命は、数年前に当時のオーナーだったBMWが撤退したときから衰退し始めた。

チーム創設者のペーター・ザウバーと共同オーナーのモニーシャ・カルテンボーンは何食わぬ顔だが、この状況を知る別の人物が描く未来図は不確かだ。

しばしば報道される"ロシアの救済契約"の中心にいる人物の一人がオレグ・シロトキンで、その息子セルゲイ・シロトキンは当初レースシートを獲得すると見られていた。だが、若きシロトキンの現在の展望ははっきりしない。

「私の見解では、フィフティ・フィフティだ」と父オレグはロシアのウェブサイト『f1news.ru』にコメントしている。

「たくさんの問題があり、その一つはチームの不安定な状況だった。彼らが来季の開始時にいるかさえ、確実ではない。一例を挙げれば、われわれはザウバーと密接に働いているが、彼らには問題があるように見える」

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