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  • スペインGP - 金曜フリー走行1回目

マクラーレンが1-2、3番手にシューマッハ

M.S.
2010年5月7日 « モナコでQ1の分割化も? | レッドブルが1-2、最速はベッテル! »
スペインGP最初のセッションを制したのはマクラーレン © Sutton Images
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7日(金)日本時間17時から2010年F1世界選手権第5戦スペインGP金曜フリー走行1回目が、カタロニア・サーキットで行われた。

前戦中国GPから3週間、序盤のフライアウェイ戦を終えたF1サーカスは各チームが本拠を構えるヨーロッパに戻ってきた。大幅なアップデートが施されるヨーロッパラウンドの初戦となるのはスペインGP。フェラーリのフェルナンド・アロンソ、トロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリ、ザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサといった3人のスペイン人ドライバーを迎え、カタロニア・サーキットは例年以上の華やぎを見せている。

スペインGPで使用されるドライタイヤはソフトコンパウンドとハードコンパウンドの2種類。

カルン・チャンドックとブルーノ・セナの2人の新人ドライバーと共に参戦しているHRTは経験あるドライバーを金曜フリー走行で起用することを以前から希望しており、今回は山本左近と共に同チームでテスト兼リザーブドライバーを務めることが発表されたクリスチャン・クリエンがチャンドックに代わってステアリングを握っている。また、フォース・インディアからは同じくチームのサードドライバーであるポール・ディ・レスタがエイドリアン・スーティルのマシンでセッションに参加した。

一部雨の予報が出ているこの週末だが、セッションは曇りのドライコンディションでスタートしている。ロータスのヘイキ・コバライネンを先頭に各車がコースに向かう。開始から10分ほどですべてのマシンがインストレーションラップを終えると、ヴァージンのティモ・グロックからタイム計測が始まった。

まずはフェラーリのフェリペ・マッサがグロックより10秒早いトップタイムを記録し、以下、新規チームを中心に8台がタイムを出している状態で最初の30分が経過した。

その後、セッション中盤にかけてザウバーの小林可夢偉がタイムシートの頂点へ。チームメイトのデ・ラ・ロサはスピンを喫し、スロー走行でガレージへと戻っている。続いてレッドブルのマーク・ウェバー、セバスチャン・ベッテルが可夢偉のタイムを上回った。さらに、ホイールベースを長くするなどのシャシーの改良によりパフォーマンス向上の期待がかかるメルセデスGPのミハエル・シューマッハがレッドブル勢からトップを奪い取る。

しかし、90分のセッションが折り返し地点を過ぎてしばらくした頃、マクラーレン勢が好タイムを記録してルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトンの順で1-2態勢を築く。これにより、3番手シューマッハ、4番手ウェバー、5番手ベッテルの形でセッションはラスト30分に入った。6番手以降にはルノーのロバート・クビサ、アロンソ、メルセデスGPのニコ・ロズベルグと並び、続く9番手に可夢偉がつけている。ここまでで、序盤にタイムを計測しないままピットに戻ったデ・ラ・ロサを除く23名のタイムが出揃った。

セッション終盤のタイムシートには大きな変化はないものの、ロズベルグがじりじりとタイムを更新して6番手に浮上する。残り10分となったところで、ウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグのマシンが白煙を上げてコース上でストップしたものの、マーシャルの手によってマシンはすぐに運び出され、セッションに大きく影響することはなかった。

ラスト数分はほとんどのマシンがコースに再び登場したものの、マクラーレン勢のタイムが破られることはなく、ハミルトンとバトンが1-2態勢を保ったままセッションは終了。ハミルトンのトップタイムは1分21秒134だった。3番手のシューマッハもそのポジションをキープし、改良型マシンで臨んだ最初のセッションで若きチームメイトを上回っている。

レッドブルのウェバーとベッテルが4、5番手に並び、以降ロズベルグ、クビサ、アロンソ、ペトロフ、可夢偉のトップ10となった。

フェラーリのマッサは12番手。ザウバーのデ・ラ・ロサはタイムを出せないままこのセッションを終えている。

久々のF1公式セッションに参加したクリエンはルーキーのブルーノに0.5秒の差をつけて22番手に入った。

スペインGP金曜フリー走行2回目はこのあと日本時間21時からスタート予定。お楽しみに!

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