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バルセロナテスト最終日:ドライバーコメント

Jim
2014年5月15日 « モナコをチャンスと見るベッテル | "異常なまでの"マッティアッチの沈黙 »
© Sutton Images
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14日(水)、スペインGP閉幕後に2日間に渡って実施されたバルセロナテストが終了した。

この日のトップタイムをマークしたのはロータスのパストール・マルドナド。スーパーソフトタイヤで走ったラップが最速だった。

初日のセッション終盤に小林可夢偉がクラッシュを喫したケータハムはマシンを修復しきれず、この日の走行を断念している。ケータハムは「昨日のセッション終了30分前に起きた可夢偉のアクシデントを受けてシャシー#03のダメージを査定した結果、2日目は走行しないことを決断した。理想的でないことは明らかだが、それでもこれでチームは来週にモナコで始まる次のグランプリに集中することができる」と説明した。

バルセロナでのテストセッションを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル

「昨日のトラブルの影響で今朝は出て行くのが少し遅れたけれど、午後は生産的だったし、走行時間を考えるとかなり多くの距離を走れたからよかったと思う。先週末に使ったタイヤを履いた。マシンをもっと理解したいし、それについてはかなり学べたと思うから、完ぺきではなかったとしても有益な一日だったと言えるんじゃないかな」

アンディ・デイムラム(レースエンジニアリングコーディネーター)

「無論、両日ともトラブルで時間を失うような状況は理想的でないが、われわれが抱えたような問題は一晩で直すにはかなりの時間を要したため、マシンを今朝のスタートに用意するのが遅くなってしまった。昼休みまでに何度か走行でき、セバスチャンにマシンの感触をつかんでもらおうと思ったものの、彼が望んだ形ではなかったので昼休み中にいくつか調整している。午後はとても生産的な走行ができたと思う。私にとってはもはや合言葉のようだが、どんなラップであれ走ることができれば良い情報につながるし、昨日も今日も完ぺきとはいかなかったものの、良いデータを得られている。今朝、ファクトリーの皆と話したところ、昨日の情報にすでに満足しているとのことだった。今日は限られた時間しかなかったとはいえ、レースエンジニアの立場から言えば、今日の作業から多くのことを得られている。つまり、まずまずいい感じの2日間だったということだ」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ

「レース週末は実際に効果的なテストを行うことができないから、今日みたいな日は本当に貴重。レース週末は次から次へと変わっていくから、こんな風に形を一定にして、連続的に物事を比べることができないんだ。誰も彼もエキゾーストについて話しているけど、正直、音的には大した違いがなかったように思う。もちろん、FIAやファンがやってほしいと望むことにトライできることはうれしい。でも、たぶん、これは適切なソリューションじゃなかったんじゃないかな。僕たちが焦点を当てていた作業のひとつはブレーキング。まだ僕は今年、ブレーキングに完全に満足できていないから、改善方法を引き続き調査している。今シーズンのチームにとってちょっと弱点気味なスタートについても作業した。かなり洗練された手順だし、クラッチとか本当に複雑なパートが関わってくるから簡単じゃない。ただ、おもしろいことを学んだ。それ以外はテストではいつもの通りに、セットアップやエンジンマネジメントの作業に取り組んでいる。僕たちはライバルに対するアドバンテージをさらに増やすことを目指している。チームは本当にいい仕事をしていると思うよ。もちろん、次はモナコだからまったく別物で特別なレースになる。それでも僕たちのマシンはあらゆるエリアにおいて強いし、モナコでも僕たちが同じくらいコンペティティブでない理由が分からない」

フェラーリ

【ドライバーおよび関係者のコメントは未発表】

ロータス

パストール・マルドナド

「完ぺきな一日だったし、僕にとっては今シーズンで初めて普通のテスト日だった。問題はひとつもなく、昨日に比べれば良い路面コンディションでかなり走り込めている。予定していたプランややりたかったことをすべてできた。マシンについてさらに学べたし、セットアップやパフォーマンスは常に改善しているから、もっとプッシュしていける感触もある。今日は大きなステップになったから、残りのシーズンはもっと良くなることを願っている」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「今日は空力評価、マッピングの作業、エネルギー回生のシナリオ、セットアップとライドハイトの評価、タイヤプログラムなど、予定していたすべてのプログラムを完了でき、E22が少しも調子を崩さなかったと言えることがうれしい。今日は100周以上を走破したので、優れた信頼性を持っているときの可能性を見られたことも本当によかったと思う。この2日間で遂げた進歩や集めたデータがあれば、この先のレースにさらに調子を上げて挑めるはずだ。E22には多くのポテンシャルがある」

マクラーレン

ストッフェル・ファンドーネ

「僕にとっては最高の一日だった。F1マシンをドライブしたのは初めての経験だったし、たくさんの距離を走れたことは本当に素晴らしいチャンスだったと思う。チームには心から感謝したい。皆がものすごく助けてくれて理解を示してくれたんだ。テストプログラムに貢献できたこともうれしい。今日136周を走れたのは見事な偉業だと思うし、僕にとってはF1スーパーライセンスを取得する資格を得られたから最高だ。今は自分にとっての次のイベント、来週の金曜日と土曜日に行われるモンテカルロのGP2レースに集中している。バルセロナのトリッキーな週末から巻き返せるよう期待しているし、モナコで最高の結果を得たい」

フォース・インディア

ダニエル・フンカデラ

「今日は楽しんだ。チームと取り組むテストは2回目だったし、VJM07のことを学び続けられるのは貴重なチャンス。僕が最後にマシンをドライブしたのは路面が寒くてダンプだった1月のヘレスだったから、一日中ドライだったのはうれしい。今日の一番の仕事はピレリのタイヤを評価することだったから、セットアップを変更することはあまりできなかった。とにかくタイヤのフィードバックを集めてピレリに渡すことに集中したし、うまくできたと思っている」

トム・マッカラ(チーフエンジニア)

「初日に悪天候で、2日目は序盤のアクシデントで、それぞれコース上の時間を失ったが、全体としては上出来のテストだった。昨日のニコ(ヒュルケンベルグ)のテストプログラムは進行中のマシン開発に重要なデータ収集に専念した。来るモナコとモントリオールのレースに向けた準備作業も含まれている。今日はダニエルと共にピレリのタイヤテストに集中した。彼はタイヤや全体的なマシンパフォーマンスに関する有益なフィードバックをもたらしてくれている」

ザウバー

ポール・ラッセル(テストエンジニア)

「良い一日だった。今朝はショートランに取り組み、スペインGPに持ち込んだ開発パッケージを調整するため空力作業にも励んでいる。これに関しては間違いなく進歩を遂げた。午前の後半はパワートレインに問題があったので、午後の作業が若干遅れてしまった。1時間かかったものの、それほど進行を妨げるものではない。昼休み後はレース環境でどう機能するかを特定すべく、燃料を重く積んでロングランを走り、さまざまなサスペンションパーツを試している。加えて、マシンのセットアップ作業にも励んだ。良い結果をたくさん得られたのでとてもポジティブだったと思う。試した作業やエステバンの報告からは良い相互関係を得られた。今日の結果にはとても励まされている」

【ドライバーのコメントは未発表】

トロ・ロッソ

【ドライバーおよび関係者のコメントは未発表】

ウィリアムズ

スージー・ウォルフ

「FW36をドライブするのは今回が初めての機会だったし、これまでのシーズンとは大きく異なる新しいマシンのドライブ方法についてたくさん学べたわ。昨年のマシンはハードにプッシュすれば速く走れていたけど、今はもっといろんなエレメントを管理しなきゃいけない。それにマシンはかなりトルクが増えているから、習得するのがちょっと難しくてセッションの最初はそれに時間を取られてしまったの。全体的にはチームにとって生産的な一日だったと思うし、予定していた空力やメカニカルの評価を素早く終えるなど、チームと一緒にうまく取り組めたと思う。その後はたくさんの距離を走ってマシンの特性を理解できたと思うし、この新しいスタイルのパワーユニットから力を最大限に引き出す方法も理解できたと思っているわ」

ロッド・ネルソン(チーフテスト&サポートエンジニア)

「今日はとても生産的な一日を過ごし、スージーは空力テストの作業やコントロールシステムのテストに取り組み、今朝は予定していたテストプログラムを完了できた。スージーにはFW36の複雑さを理解し、新しいレギュレーションがマシンの挙動をどう変えたかの感触をつかんでもらわなければならなかったので、午後はスージーがマシンで過ごせるように集中した。今日は天候が回復したのもあって、必要なデータ収集ができたので、モナコまでにマシンをさらに改善できるようこれらを分析していく」

マルシャ

ジュール・ビアンキ

「今朝はとてもポジティブで、昨日完了した作業のいくつかを調べ、午後のパフォーマンステストに向けて適切な方向に小さいながらも前進を遂げられた。メカニカルトラブルに見舞われたことが本当に残念。午後のセッション時間を大きく失ってしまったし、終盤のソフトタイヤの走行が1周しかできなかったから。言うまでもなく、失った時間を埋められるように全力でそのラップを走った。今日はすべてをうまくまとめられるような完ぺきなコンディションだった。結局のところ、ソフトで走ったラップにも今日の全体的な出来にも満足している。チームはレースもテストも、スペインで過ごしたすべての時間を通して本当に信じられないくらいの仕事を果たしてくれたし、バンブリーの技術部隊がこんなに大きなアップグレードをもたらしてくれたおかげだ。いくつか超重要な情報を手にスペインを出発できる。中団グループの中で僕たちがさらに一歩前進したことは分かっている。モナコでどんな具合かを見るのが楽しみだ。僕にとってはホームレースだから当然、良いチーム結果を残せるよう願っている」

デイブ・グリーンウッド(チーフエンジニア)

「昨日集めたデータは昨夜の時間で分析でき、初期の結論としてはセットアップ作業が正しい方向に前進していると考えられた。今朝はジュールがマシンに乗り込み、昨日マックス(チルトン)が走行を終わらせたときと同じセットアップで走った。レース週末にジュールが使ったセットアップとは大きく異なっていたのでかなり大胆なアプローチだったが、ジュールがマシンの変更にとてもポジティブだったので本当に満足している。両ドライバーからもたらされたフィードバックを基に、ダウンフォースのポテンシャルをさらに引き出せる優れたバランスのマシンになったという結論を導き出した。午後は残念ながらメカニカルトラブルが発生したため、ジュールはソフトとスーパーソフトタイヤのプログラムを完全に終えられていない。少なくとも、問題を直して最後に何とか1周走れたのはよかったと思う。来るレースに向けて備える上で、(ビアンキが)このパッケージに対する自信を垣間見せてくれたからね。今週後半は修正したセットアップをモナコ用に調整していく。当然、サーキットはまったく違う。来週のレースはわれわれがどれだけ進歩したかを確認できるさらなる機会となるだろう。とはいえ、今のところはチーム全体とドライバーたちが見事な仕事をしてくれていると思っている」

ケータハム

【不参加】

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