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動き出した2014年シーズン

M.S.
2014年3月18日 « 何かが足りないV6新時代 | ラウダ、エクレストン不在のF1に不安 »

ダニエル・リカルドの失格を別として、レッドブルの"危機"は冬に心配されたほどではなさそうだ。

苦戦するエンジンサプライヤーのルノーと共に、チャンピオンチームであるレッドブルはRB10で大きな前進を果たした。だが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはまだ乗り越えるべき山がそびえていると警告する。

リカルドがニコ・ロズベルグ(メルセデス)の後ろでフィニッシュしたレースの後、ホーナーはドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に「われわれは1周あたり1秒追いつかなければならない」と語った。

その一方、ホーナーはついにレッドブルが暗闇から抜け出し、残る18戦に向けての基盤が整ったとも言う

「われわれのシーズンはここオーストラリアで始まった。冬季テストは基本的に飛ばしたようなものだ」とのコメントがイタリア『La Stampa(ラ・スタンパ)』に掲載された。

その冬季テストで明確な有力候補に浮かびがったメルセデスは、現在、重畳に2014年のタイトルを目指している。

ウィリアムズのフェリペ・マッサはブラジル『Totalrace(トータルレース)』に「僕らは彼らが前にいるって知りつつここへ来た」と話し、次のように続けた。

「でもレースではレッドブルも強かった。彼らがエンジンの問題を解決すれば、戦えるマシンを手にするだろう。マクラーレンもいいマシンだということを示したけれど、僕らのマシンが彼らとバトルできるのも分かった」

勝者のロズベルグはメルセデスが次戦マレーシアまでの2週間をW05が"さらに速く、信頼性が増す"ようにするために使うと明かし、メルセデスがこれから強さを増していくことを匂わせている。

ニキ・ラウダはロズベルグのドライブを"神のよう"だと称し、『Welt(ヴェルト)』神は"ロズベルグは新たなベッテル"だと記した。

ベッテルのレッドブルマシンはトラブルに見舞われており、ヘルムート・マルコ博士はその責任はルノーにあるとしている。

「彼らは(2014年のルールに向けて準備する中での)問題のいくつかを過小評価していた。それに、必要なタイムフレームを正しく計算してもいなかった」

マルコは"夏までに"すべての問題が解決されていることを望んでおり、レッドブルは同じ時期に "メルセデスに迫る"ことを希望している。

事実、ラウダはRB10がすでに"本当に速い"として、レッドブルの問題を受けてメルセデスがリラックすることはできないと話した。

2013年のレッドブルの追い上げを引きつつ、ラウダは「去年起こったことが再びないようにわれわれがマシンを素早く開発していく必要があるのは、それが理由だ」と発言。さらに、ルノーがいまでもターボV6と格闘していると予測するとき、"神に感謝した"という。

メルセデスの優勢にはフェラーリも苦しい戦いを強いられており、フェルナンド・アロンソは開幕戦で5番目にチェッカーフラッグを受けている。

「もっと表彰台に近ければ良かったけど、それは不可能だった」とアロンソはスペイン『El Confidencial(エル・コンフィデンシャル)』にコメントした。

「メルセデスのエンジンと相まって、まるで別カテゴリーのようだった。僕はフォース・インディアの後ろにいて、オーバーテイク不可能だった。レース前にはメルセデスの後ろにいると感じられていたけれど、これまでのところそうじゃないかもしれない」

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