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スタートの迫力が欠けているというラウダ © Sutton Images
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開幕戦オーストラリアGPを見届けた人々から、F1のサウンドへの不満が漏れ聞こえている。

3度のチャンピオンであるニキ・ラウダは「私もはじめは"イヤープラグを持っていきなさい、前と同じだから"と言った。だが、正直なところ今日のテレビには若干落胆したと言わざるを得ない。特にスタート。単純に何かが欠けている」と『RTL』に打ち明けている。

「前(のサウンド)は骨の髄まで直に響いてきた。これに慣れなくてはならないが、一部の魅力は失われてしまった」

また、現王者のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)はメルボルンでのドライブがほぼ"レーシングカーというよりは掃除機"に乗っているようだったと振り返る。

現役ドライバーの中で最長のキャリアを誇るジェンソン・バトン(マクラーレン)も、特にV10を搭載したデモンストレーションカーがアルバート・パークを走った後に懸念を示した。

「なんてことだ、あれが恋しいよ。信じられないサウンドだ。エンジンサウンドについては最高の時期だったんだ。今はもうないけどね」

レース運営者も新しいサウンドに怒りを示していたが、ラウダはF1が静かになったという理由だけでエンジンルールに手を入れるべきではないと言う。

「誰もがこれについて何かしたいと望んでいる。しかし、エキゾーストパイプを変更することはできない。エンジン全体とマッピングを設計しなおさなければならないのだ。それではあまりに高くつく」

「どうかノイズを増やすためだけにエンジンを変えるなどということがないように」と開幕戦で優勝したメルセデスの非常勤会長であるラウダは付け加えた。

© ESPN Sports Media Ltd.