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シューマッハの昏睡は数週間から数カ月続く可能性も

Jim
2014年1月3日 « フェラーリ、シューマッハの誕生日イベントを計画 | フェラーリの新コンビ起用を擁護するエクレストン »
重体が続くシューマッハを見舞うフェラーリ時代のボス、ジャン・トッド © Getty Images
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ミハエル・シューマッハの昏睡状態は数週間あるいは数カ月に渡って続くかもしれない。

これはハンブルクにあるアスクレピオス病院の高名な神経外科長であるウベ・ケーラー教授の見解だ。世界中の人々同様、ケーラー教授も年末29日(日)に発生したスキー事故で重体に陥り昏睡状態が続くシューマッハの容体の進展を強い関心を持って見守っている。

シューマッハにとって45回目の誕生日となる3日(金)で事故から6日目を迎えるが、ケーラー教授は『Bild(ビルド)』紙に対し、シューマッハの目覚めまでまだ長く時間を要するだろうと述べた。

「あれだけ深刻な外傷を負った患者を起こせるようになるまで、基本的には2週間から3週間かかるもの。ただ、実際に患者が目を覚ますには数日、数週間ほどかかることもある。残念ながら、患者がきちんと目覚めない可能性もある」

依然として危険な状態に変わりはないものの、シューマッハの容体が安定期に入っていることは良い兆候だとも付け加えたケーラー教授は「重度の頭蓋大脳外傷に関しては脳圧と膨張が高まり続ける最初の数時間から数日間が重要だ。特に重要なのが最初の3日から4日」と説明。

「患者がこの最初の数日間を乗り切ることができれば、全員が少しホッとできる。とはいえ、患者の生存あるいは転帰についてはまだ一切発表がない。もし患者の容体が安定した状態を保ち続けているのであれば脳圧(頭蓋内圧)を下げ、昏睡状態を解くため計測器の電源を切ることができる」

また、パリの神経外科医であるフィリップ・デック医師はフランスの『RMC Sport(RMCスポーツ)』にこの先、シューマッハが回復上の山場に達するだろうとコメントしている。

「重度の外傷性脳損傷を負った後、3週間が経過して目覚めの兆候がまったくなければ予後的観点から非常に悪いと言える」

シューマッハのマネジャーを務めるサビーネ・ケームは2日(木)、テキストメッセージでシューマッハの容体が重体ながらも引き続き安定していることをほのめかした。ケームは伝えるべきニュースがない限り会見やコメントの発表は行わないとしている。

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