News

  • F1

ベストはベッテル? アロンソ?

Me
2013年11月27日 « 再びの権勢に期待するフェラーリ | 12月のタイヤテスト実施に向けた動き »

強制的な冬休みによってようやくセバスチャン・ベッテルの連勝に歯止めがかかった。だがこのドイツ人が本当にドライバーの中でベストなのかという質問に、F1グリッドの意見は割れている。

ベッテルは4年連続でワールドチャンピオンに輝き、つい最近には伝説的ドライバーのミハエル・シューマッハやアルベルト・アスカリが残した大記録に並んだ。

しかし、彼の仲間たち全員がベッテルのことを2013年のドライバーズランキング2位のフェルナンド・アロンソより上だと考えているわけではない。

「2人ともすごいドライバーだ」とF1を去るベッテルのチームメイト、マーク・ウェバーは述べた。「でも僕は最後のレースでフェルナンドと戦えたことがとてもうれしかった」

オーストラリア人のウェバーはスペイン人のアロンソと仲が良いことで有名だ。

過去4年、フェラーリでアロンソのチームメイトを務めたフェリペ・マッサは答えを出せなかった。

「僕にとっては2人ともすごいよ」とマッサはスペイン紙『AS(アス)』に語った。同紙は先週末のブラジルで全ドライバーにベッテルが上かアロンソが上かという調査を行った。

「ベッテルはチャンピオンだ」とマッサは付け加えた。「フェルナンドはベストだと捉えられている。どっちか1人にしてほしいって? それは無理」

マッサほど外交的でないドライバーもいる。「アロンソがレッドブルに乗ったら、ベッテル以上に楽に勝つはずだよ」とメルセデスのルイス・ハミルトンは言う。

ニコ・ロズベルグが付け加えた。「アロンソがベストかどうかは分からない。でもその中の1人なのは間違いないよ。セブより上か? そうかもね」

アロンソと同じスペイン語を話すメキシコ人のセルジオ・ペレスは次のように答えた。「今年はすべてがベッテル中心に回っていたけど、アロンソがベストなのは僕にとっては明白」

もう一人のメキシコ人、エステバン・グティエレスが付け加えた。「アロンソだよ。うん、アロンソだ。今も彼がベストさ」

マクラーレンのジェンソン・バトンは悩んだ末、「僕には選べないな」と述べた。

「僕がチーム代表だったら?・・・それはチーム代表になった時に発表するよ」とイギリス人のバトンは笑ってごまかした。

パストール・マルドナドは次のように述べた。「ベッテルは確かにすごくいいよ。でも僕がチームリーダーだったら、もちろん迷いなくアロンソを選ぶ」

「フェルナンドは天才だ」とベネズエラ人のマルドナドは付け加えた。

一方、バルテリ・ボッタスは首をひねる。「うーん・・・難しい質問だ。僕なら2人とも選ぶね!」

ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデとマルシャのマックス・チルトンも「両方」という答えだった。

ヘイキ・コバライネンは迷わず「アロンソ」と指名した。

ロマン・グロージャンは答えを濁す。「それはすごく難しい質問だから、正直、答えられないよ」

ニコ・ヒュルケンベルグも同意見だ。「答えるのは不可能だし、答えを知るのも不可能だ」

エイドリアン・スーティルが付け加えた。「2人ともすごくいいとしか僕には言えない。でもどっちかが(ベストか)とは言いたくないね」

ポール・ディ・レスタはアロンソ寄りだと認めた。「難しいな。ベッテルはチャンピオンだけど、フェルナンドは・・・アロンソについて今まで言われていないことが何かある?」

政治的な答えのドライバーもいた。

「僕にはスペイン人とドイツ人の友達がいるから、誰も傷つけたくないな」とケータハムのシャルル・ピックは笑った。

一方、レッドブル傘下のトロ・ロッソで続投が決まっているジャン-エリック・ベルヌは「きっと驚かれるだろうけど」ともったいぶりつつ、「ベッテルだな」と意外でも何でもない答えだった。

「フェルナンドは僕のあこがれ」と2014年にベッテルのチームメイトになるダニエル・リカルドは述べた。「でも、僕はセブを選ぶよ!」

ジュール・ビアンキはにっこり笑った。「僕はアロンソ派だね。でもフェラーリの一員だから、ほかに言いようがない」

© ESPN Sports Media Ltd.