News

チャンスを手にするも苦戦を強いられたコバライネン © Getty Images
拡大

嵐のような2014年"シリーシーズン"にさらなる波乱が加わった。来季にフルタイムのドライバーとして復帰するというヘイキ・コバライネンの希望は、あっという間に崩れ去っている。

つい数日前に2013年ラスト2戦でキミ・ライコネン(ロータス)の代役の座を手にし、ケータハムとの契約も間近のところまでいった様子だったコバライネン。ロータスで光るスピードの一端を見せながらも結局は競争力の高いマシンで1ポイントも獲得できず、その希望の炎は消えかかっている。

「この2レースはベストではなかった。(ライコネンの代役は)ちょっとリスクがあると分かっていたけれど、これほど難しいとは思わなかった」とコバライネンはフィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に振り返った。

ロータスはコンストラクターズチャンピオンシップ4位に終わり、チームにとってきわめて重要な賞金ではメルセデスとフェラーリの後方で大きく遅れをとっている。

うわさではコバライネンが2014年のロータスドライバー候補に入ったとも言われていたが、今やケータハムのシートも危うい。

スウェーデン出身のGP2ドライバーであるマーカス・エリクソンは24日(日)、来年にケータハムのマシンをドライブするとの推測について、笑顔を見せつつコメントを拒否した。

コンストラクターズ選手権でライバルのマルシャに敗れて賞金を手にできる最後のポジションである10位を逃したケータハムは、それを補填する収入源を探しているかもしれない。

コバライネンは「今のところ僕は(2014年の)契約がない。良さそうな感じ、としか言えないね」とフィンランドの放送局である『MTV3』に語った。

「ケータハムは今でも僕にとって一番可能性の高い選択肢。何もサインされていないけれど、ロータスでのラスト2戦が状況をそんなに大きく変えるとは思っていない」

ライコネンの代役を務められずに不満のロータスリザーブドライバー、ダビデ・バルセッキはオースティンとブラジルがチームの選択ミスを証明したとの考えだ。

「コバライネンの経験より僕のハートとモチベーションを選んだ方がいいって僕はチームに言ったんだ」とバルセッキは『Twitter(ツイッター)』で明かす。

「彼らがそうしなくて本当に残念だ」

© ESPN Sports Media Ltd.