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ピレリとF1にインドでまたも緊張関係

M.S.
2013年10月28日 « エクレストン、29日に民事裁判へ | チャンスを実らせたベッテル »
ソフトタイヤの寿命が問題視されたインド © Sutton Images
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良好とは言えないF1とそのタイヤサプライヤーであるピレリとの関係にインドでさらなる緊張が走った。

これまでも数々の議論を呼んできた2013年のピレリタイヤだが、インドではオプションのソフトタイヤがほんの数周しか保たなかったのだ。

「ここではピレリ時代でこれ以上ないくらいブリスターがひどかったとチームらは話している」と『BBC』のアンドリュー・ベンソンは27日(日)に伝えている。来季以降のピレリのF1残留についてはまだ暫定的なゴーサインが出たに過ぎない。

ピレリが決勝レースに推奨するソフトタイヤの最大周回数を15とする勧告を出していたことを踏まえれば、これはさらに驚くべき状況だ。FIAはピレリタイヤのマネジメントに秀でた一部のチームはアドバンテージを得ることができるとしてこれを強制しなかった。

ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は例としてフォース・インディアのエイドリアン・スーティルを挙げている。1ストップ戦略を選んだスーティルはソフトタイヤをほぼ20周機能させていたのだ。

同誌によればフォース・インディアのスポーティングディレクター、オットマー・サフナウアーもピレリの勧告に"首を振った"とのことで、サフナウアーはタイヤの寿命を19周に引き伸ばしたのは"卓越した"ことだと話している。

ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーはレース後のリリースで「一部のチームがわれわれの勧告に背いてこのコンパウンドを助言より長く使用したのを見てわれわれは落胆している」と発言した。

インドでは2014年に向けたプレシーズンテストの増加にチームらが合意しなければピレリがF1から去る可能性が示唆された。しかし、BBCはピレリがそのテストに対する支払いを拒否していると伝える。

「ピレリは今のF1で多くの友人を得ていないと言ってもさしつかえないだろう」とベンソンはつけ加えた。

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