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次のタイヤ変更でチームらが衝突

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2013年7月10日 « チルトン、危機一髪 | ベッテル、4度目のタイトルにまっしぐら »
レッドブル、ロータス、フォース・インディア、それぞれ意見が異なっている © Getty Images
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ピレリの2013年タイヤの次の仕様変更をめぐってF1チームらが対立している。

イギリスGPでタイヤバーストが相次いだことを受けて、公式サプライヤーであるピレリは急きょドイツで新しいケブラーベルト構造のタイヤを投入した。

そしてピレリはハンガリー以降、2012年のタイヤコンストラクションに2013年コンパウンドを付けた新しいタイヤをデビューさせようとしている。

しかし、ワールドチャンピオンでニュルブルクリンク勝者のセバスチャン・ベッテルは、チームらがハンガリーで使うタイヤは正式には決定していないことをほのめかした。

ニュルブルクリンク仕様のタイヤで競争力を見せたロータスは現状維持を望んでいる。

「素晴らしいレースだった」とチームオーナーのジェラルド・ロペスはフィンランド紙『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に語った。「タイヤはシーズン前半3分の1とほぼ同じ挙動を示した」

「タイヤを根本的に変えることは、スポーツの信頼に関わる問題だ。少なくとも今はこのタイヤが危険だなどと主張することは誰にもできない」と彼は付け加えた。

一方、元のピレリタイヤでは問題がなかったが、ドイツのケブラー構造に大苦戦を強いられたのがフォース・インディアだ。彼らはリアタイヤのスワッピングを禁止した新ルールのあおりも受けてしまった。

シルバーストーンを拠点とするチームはタイヤが2012年仕様に変更されることを恐れている。

「前のカーカスに戻された場合」とスポーティングディレクターのオットマー・サフナウアーは述べた。「われわれは今年、タイヤの使い方で得たアドバンテージをすべて失うことになる」

「今年のマシンは2013年仕様のタイヤに合わせて設計されたものだ」

ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』に対しサフナウアーは、リアタイヤのスワッピングという裏技を2013年に最初に発見したのはフォース・インディアだったと語り、極端なタイヤ内圧やキャンバー設定を行った他のチームによってそれが禁止されてしまったと不平を述べた。

「われわれは一度も低い内圧にしたり、極度のキャンバーを付けたりしたことはなかった」とサフナウアーは嘆く。

現在、フォース・インディアは来週のシルバーストーンで初めてテストされる2012年仕様のタイヤに合わせたマシンの調整を急いでいる。

「これらのタイヤがすべてをめちゃくちゃにするのではないかと私は恐れている」とサフナウアーは語った。

© ESPN Sports Media Ltd.