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ボアレーンGPに相次ぐ批判

M.S.
2010年3月15日 « レース展開への懸念に慎重なドメニカリ | ベッテルのトラブルはスパークプラグ »

プレシーズンのさまざまな予想を経て、各国のメディアが開幕戦バーレーンGPをつまらない行進めいたものにした新レギュレーションへの批判を開始した。

ドライバーを含む関係者らは、サヒールでほとんどのマシンに同じようなレース戦略をとらせ、さらにはオーバーテイクできるほどライバルに接近できない状況を作り上げた給油禁止のルールを非難している。

レッドブルのマーク・ウェバーがルール策定者に下した「何だっておふざけをやり続けているんだ?」との厳しい批判に、英『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』のケビン・ガーサイドが同意。バーレーンGPが「事態を修復不可能なほどいじくりまわすことが持つ危険性への警鐘」だったのではないかと論じている。

大衆紙の『The Sun(ザ・サン)』は予想通り"ボア(退屈な)レーンGP"を非難。一方で『Daily Mai(デイリー・メール)』はこう付け加えた。

「FIAと各チームは早急に問題を見直し、どのような調整ができるか考えるべきだ。このスポーツは大豊作のシーズンを失う危機に直面している。4人のチャンピオンがそれぞれにコンペティティブなマシンに乗っているというのに。レースとは砂漠のように乾いているのではなく、生き生きと輝いたものでなければならない」

他国のマスコミはややトーンを抑えているものの、フェラーリの1-2フィニッシュに沸くイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙でさえ、活気のなさに言及している。

「体制を新たにし、高い期待が寄せられたF1だったが、客観的に見てオーバーテイクが少なく最後尾までが一団となった退屈なレースを生み出した。しかし、サヒールは風変わりなサーキットだ。シーズンがどう展開していくか見てみよう」

フランスでは『L'Equipe(レキップ)』がバーレーンGPを「退屈きわまる」ものと評するのに「異論なし」と伝える一方、『Auto Hebdo(オート・エブド)』は新たなルールが失敗に終わったかを判断するのは「まだ早すぎる」と主張。しかし、その後こう続けている。

「だが、興奮に欠けるものであったことに気づかないわけにはいかなかった」

ドイツの『Bild(ビルド)』はフォース・インディアに所属するエイドリアン・スーティルの父、ホルヘ氏の言葉を引用した。

「次は何か読み物をもっていくことにするよ」

メルセデスGPのミハエル・シューマッハとレースを制したフェラーリのフェルナンド・アロンソは2010年の他のレースが同じような展開になると読んでいるようだ。また、現世界チャンピオンのジェンソン・バトンは、新世代が(以前に給油が禁止されていた)17年前のやり方に合わせることになるだろうとのアラン・プロストの主張をしりぞけている。

「昔とは違う。ダウンフォースがずっと増えているんだ。その頃はマシンの後ろにつくことができた。インサイドに入ることもできた。今ではすごく難しいことだよ」

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